Last Updated on 2021年1月9日 by かんりにん
本日は日本橋に用事があり、その帰りに葛西の巓(いただき)さんまで足を伸ばして訪問しました。
六角家の流れを汲むお店らしく、お店の前から豚骨臭が!期待できますね~。お店の向かい側、歩道の端に電光掲示板があり、場所はすぐに判ります。
13時ごろの入店で先客5、後客3。 注文はラーメン並+ライス、お好みは全て普通で。
座席について、待っている間にふと厨房の奥に目をやると『酒井製麺』の箱が!そういえば口コミで確認してたんだった(汗)これは麺固めにすべきだったか…
さらに、こちらもレビュー通り、麺は四角形のテボで上げてました。何か特徴があるのかな?
5分ほどでドンブリをいただきます。黒いドンブリは面積が広くて浅いタイプで、家系ではあまり見かけないですね。海苔は載せるタイプでした。
ということでレビューです。
スープ:
豚骨の匂いがブワッとしますが、一口目はカエシが強くて塩っけが目立ち、後から豚骨がじわじわ味わいを増します。鶏油は旨味のあるマイルドなタイプ。と同時に、鶏油とは違う、豚骨ダシの旨味が感じられました。これは珍しいです。後半はかなりしょっぱく感じられるので先に入れておいた生姜で中和します。唯一、温かったのが残念…
麺:
酒井の中太、安定のモチモチ食感。しかし、自分のオーダーミスですが、やはり固めがベストですね。
具:
海苔はあまりパリパリとは感じなかったものの、スープに浸しても破けずしっかりしたタイプ。とんこつ海苔巻きにすると風味はとてもよいです。
チャーシューは1㎝ほどの厚さの大きめのもの。ジューシーで味はしっかり。ホロホロしてます。このチャーシューでのキャベチャーだったらポイント高そう♪ 後半はとんこつ海苔巻に加えましたw クタレンソウは歯ごたえあり。
ライスは炊きたてから時間もあまり経ってないようで、こちらはホクホク。
マイレビュアーの方々の口コミが軒並み高評価なので、一度行かなくてはと思っていましたが、色々納得しました。鶏油の量以外は、六角家系のワイルドなスタイルはしっかり継承されていますね。
店を出た後、しばらく全身が豚骨臭かった!これは久々です!!好みはあれど、これぞ家系ですね。お店に入る前にちょっと臭いを感じた以外は、店内でも臭いは気にならなかったのですが…。この妥協のないラフ&ワイルドさは今どきなかなかお目にかかれない、青物横丁のまこと家と並んで、家系スープの『保守本流』と言えますね(と、勝手に言ってみるw)。
日本橋駅から割と近く感じたので(ただし各停のみw)、時間を作って再訪したいと思います。御馳走様でした~