Last Updated on 2022年9月3日 by かんりにん
本日は今年8月に戸塚にオープンした『 地鶏豚骨らーめん ひなわ 』へ訪問です。
マイレビさん情報では武蔵家日吉店の流れをくむ『渡来武』で修業をされたとのことでBMしてましたが、9月末にオープンした『寺田家』といい、戸塚駅周辺は新規オープンが続きいてますね。
11時50分頃の到着で先客4組、後客2組。
こちらのメニューはチャーシューがロースとバラの2種類があり、注文時に選択するとのことでしたが、主力メニューとおぼしき『ひなわラーメン』だと両方トッピングされている様子。
また海苔増しもしているので”黄金コンビ”も行けるな!ということで『ひなわラーメン』に小ライスに決定!
今日で2020年度のラーメンは食べ納めにするので、少し奮発しました♪
店内は最近よく見かけるシックなモノトーン調な色遣いに、カウンターは上部にスポットライトを配備。カウンターについてスタッフさんに食券を渡します。
お好みは麺の固さだけ聞かれましたが、初訪なので普通オーダーで。
お店は奥側の厨房は大寸胴を二つまで確認。製麺所は未確認ですが菅野製麺とのこと。
カウンターの薬味は昆布酢と胡椒のみで、『家系3点セット』のラインナップは無し。この辺りにも家系との違いを出してますね。
スープ:
店名にもその意向があるとおり、鶏の出汁がしっかり前面に出た『鶏ガラ&豚骨』なスープ。獣臭は一切なく厚みがありマイルド。風味からして少し魚介出汁も加わっているかな?
Twitterを見たところ、11月中旬から名古屋コーチン使用のツイートが出てましたが、先週から今週にかけてのツイートでの案内は無し。ですが、鶏感はたっぷり味わえました。
醤油も出汁の厚みに合わせたバランスを最後まで保っていて不足は無し。一方で鶏油はほとんど無いので、ポタージュっぽい印象もあります。
麺:
低加水のストレートタイプの細麺は、茹で具合ふつうで弾力はほとんど無くしなやかさが際立つもの。スープの存在感が強く小麦感はあまり無し。
具:
『ひなわラーメン』は予想以上になかなかの具沢山で、トッピングを追加するよりお得ですね~
海苔は6枚、スタンダードなラーメンは1枚でトッピングは100円で5枚とのことなので、丁度トッピングがそのまま加わってますね。厚み、強さ、風味共に良好。
チャーシューは燻製のモモが2枚、バラが1枚。
モモは厚みがありやや噛み応えがあるタイプで、燻製は大人しめ。バラは5mmほどの厚みで柔らかく肉汁、脂ともにリッチなタイプ。
チャーシュー単体だとモモが美味しいですが、ラーメンとのバランスだとバラのほうが相性が良く感じました。
野菜のほうは家系由来のホウレン草、そして茹でキャベツ。刻みたてのネギもボリュームが多く、青物もボリュームに貢献してます。
味玉は半熟の黄身がバラ肉にトロっと流れ出てます。味付けはそこそこ濃いめで、バラエティ豊かな具の中でも目立つ存在に。
ライスにはカウンターの胡椒を追加して、お約束の『とんこつ海苔巻き』にしましたが、なかなか香りが強い胡椒でした。
まとめ:
家系に由来を持ちつつワイルドさ、ラフさを排した丁寧で品の良さを感じるラーメンでした。
ラーメンのスタイルやスープの味付は異なりますが、方向性は蒲田の『飛粋』に通じるものがあるかも?
接客も丁寧でスタイリッシュながら、くだけた感じのPOPの案内で親しみのある雰囲気作りがいい感じです。
そんな感じで今年のラーメンは食べ納め!
コロナ禍のなか、外食も日増しにリスキーになっていきますが、しっかり対策して無理のない範囲で『食べて支援』をしていきたいところ(でも正月は自粛します!)。
ご馳走様でした~