Last Updated on 2022年9月11日 by かんりにん
本日はマイレビさんから情報をいただいた、『とん桜』の跡地に6月オープンの弘明寺の『ラーメン小村』さんへ。
女房と息子は朝から出かけていて、娘が一人ヒマそうにしていたので誘ったら『雨だからいかな~い』とつれなく振られました(ノ∀`)アチャー
こちらは11時45分頃入店で先客無し、後客1。
厨房はベテランとおぼしき男性2名、ホールは女性1名。アットホームで丁寧な接客で好印象です。
注文はラーメン並に味玉、お好みはすべてふつう。
外観の写真はブレブレだったので無しです(´・ω・`)
以前のとん桜は未訪のため不明ですが、店内カウンターは全体的に黒を基調にしていて落ち着いた雰囲気。
ちなみにBGMは矢沢永吉でした。永ちゃんの曲のアレンジってスタイリッシュで割と好きです(ラーメン関係ないけどw)
情報によると山手で営業していた『笑苑』とつながりがあるそうですが、笑苑は未訪のまま今春に閉店してしまったので、味の比較は残念ながら出来ず。何気に本牧~山手は未訪のお店が多いなぁ~
寸胴は大二つで麺上げはテボ、トッピングの味玉も麺と一緒にテボで温めていました。3~4分ほどでドンブリをいただきます。
スープ:
鶏油はなかなか多め、さらさらタイプ、甘味良し!
開店から時間がたっていないこともあり、スープは一口目は臭み消しの生姜の味がきて、続いて出汁、醤油の順番で味がやって来ます。
後半はやや醤油が効いてきて、先行レビュアーの方々と同じくラーショっぽさがありますが、ガラととんこつ出汁、そして醤油のバランスは終始良好。レンゲノンストップになります(≧∇≦)
麺:
製麺所は丸山製麺、どちらかというと細めの縮れ麺は小麦の匂いを感じるタイプ。ゆで具合ふつうでややボソ、スープもよく絡みます。
具:
海苔は黒々した強めで海苔巻きに向いているタイプですが、風味は弱め。これは雨つづきの季節柄、品質管理が大変だなぁとも思うところ。
チャーシューは2枚、味付けは薄めな一方、じわっと脂がしみ出すものでスープとのマッチングは良好。
ほうれん草はクタタイプながらわずかに繊維感も残しつつ青味はしっかり、ボリュームは割と多め。
味玉は麺茹での寸胴で一緒に温めていた影響か、半熟と完熟の中間くらい、3/4熟(??)程度の固めのもの。麺、スープともよくなじんでます。
まとめ:
ラーショのテイストをわずかに感じさせつつ、中華そばっぽい麺との組み合わせで、いうなれば『とんこつ中華そば』という表現が思いつくタイプ。随所に年季と腕の良さを感じる『素直な家系』ともいえる美味しい一杯でした。
弘明寺の鎌倉街道沿いはジャンルが異なるものの人気店が目立つエリアで、そのなかでラーメンとチャーシュー麺の2種類だけのシンプルなラインナップはなかなか挑戦的ですが、こういうトラディショナルな味を好む家系ファンは大勢いるので(大勢というか自分が、ですがwww)着実にファンを増やしていってほしいものです。
自分もまた行きます!ご馳走様でした~
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