Last Updated on 2022年9月13日 by かんりにん
マイレビュアーさんに情報をいただいた、横浜駅西口の『山崎家』へ訪問しました。
11月20日頃のオープンのようですね。久々の新店訪問です。
横浜家の跡地とのことですがあまり情報が無く、どこか有名店からの独立なのかわからず。
経営母体は同じく横浜西口の『株式会社プリンスホールディング』という、全国に手広くキャバクラを経営している会社のようですが、HPに『山崎家オープン』の案内がありました。
20時半頃の到着で先客12名ほど。
以前の横浜家は未訪なので居抜きかどうかは不明ですが、カウンター厨房前9、壁側6、そして真ん中にテーブル4席と変則的なレイアウトです。
スタッフさんは厨房に男性2名、ホール1名。元気よし、愛想よし、掛け声よしでオープン店らしいフレッシュさがあります。
注文はラーメン並に味玉。タッチパネル式の券売機は注文を選ぶと 1から5までの数字が並ぶのですが、一瞬麺の固さや油の量が5段階でチョイスできるのかな?と勘違いしました(^_^;)
実際は同時に5枚まで発券できるタイプでした。
寸胴は大二つ、麺箱は製麺所の印刷がなく不明ながら、一玉づつビニールで包装されていました。
カウンターの薬味はライス用の漬物に胡椒、ニンニク、豆板醬ですが、券売機の横のテーブルにも薬味がそろえられています。
5分ほどでカウンターからどんぶりをいただきます。
スープ:
醤油くっきり、出汁はライトながらベースはしっかりしていて、とんこつよりガラ感が目立つタイプ。モダンクラシカルな正統派です。
鶏油はサラリとしつつも旨みがしっかり、量も申し分無し。
後半醤油がかどのたったしょっぱさが目立つので、油多めが良いかもしれません。
麺:
製麺所は不明の縮れ太麺タイプ、茹で具合ふつうでややボソ、ややモチ。なんとなく増田製麺かな?と感じました。
具:
海苔は黒っぽいながらも透けていて、どうかな?と思いつつスープに浸して麺を巻いてみたら、しっかり強くて風味も良いタイプ。海苔巻き上等、ライスもオッケーです!
ほうれん草はややクタで繊維感をわずかに残したもの。
チャーシューはホロホロで旨みとコクのある味でなかなか良いです。
味玉は白いながらも黄身までしっかりした味付けがありますが、タレとは別物かなと。
オープン間もないながら完成度は高く、安定感があります。
出自は未確認ですが、正統派なスープは寿々喜家さんや鶴見の介一家さんに似てる印象を持ちました。
どこか有名出身の方がいるのかも?とても興味があります。ご馳走様でした~