Last Updated on 2021年1月9日 by かんりにん
※こちらは現在閉店しています。
横須賀市の南西、長井にあるラーメン屋さんです。たまたま家系っぽいラーメンを見かけたので訪問してみました。
店名は『はじめしょくどう』と読みます(当初”いっしょくどう”と読んでいましたが、お店の看板を見て気づきました…)
お店自体はタンタン麺と『鶏』出汁のメニューが主体のようですが、豚骨醤油、豚骨魚介のつけ麺もラインナップしています。
場所は134号に面しており、JAよこすか葉山の大型直売店『すかなごっそ』の向い。釣具屋さんと駐車場を共有する形で併設されているので割とわかりやすい立地。
悪天候ゆえか12時過ぎ入店で先客0でしたが、自分が入店した後続けて後客10以上が!
注文は口頭で伝える定食屋スタイル、カウンターはなくテーブル席と畳部屋。もともと定食屋さんだったようです。
注文の際にカスタマイズできるオプションがいろいろあります
・麺の太さは極細・中太・極太から選択
・麺量は半盛、中盛、大盛を選択可能。
・また麺の硬さ、味の濃さ、油の量もオーダー可能。
またタンタン麺はタンタンメンは芝麻醤を使ったいわゆる四川風ではなく、ニュータンタンっぽいスタイルのものを提供してます。
辛さも選べるスタイルで、カスタマイズの多さが特徴ですね。
注文は豚骨醤油ラーメンに海苔増し(50円/4枚)、ライス小。お品書きに『家系ラーメンが好きな方は…』と案内があったので、家系インスパイアでしょう。
麺は中太、オプションはすべて普通で注文。
厨房に大将、ホールは年配の女性と若い男性(10代?)。家族経営のようにも見えます。
ではレビューです。
スープ:
油の量がデフォで多く、層になっています!なのでスープよりまず油をいただいてみると、風味無し…とはいえラードとも異なる感じだったので、業務用の鶏油でしょうか。
そしてスープ、最初はカドの立った塩分で醤油でなく味噌かと思うほど。とにかくしょっぱく、あいにく出汁の味はほとんどわかりません。豚骨の匂いもほとんどしなかったので業務用スープでしょうか。
全体的にはひたすら『しょっぱい』に始まりしょっぱいに終わる、につきます。かなりピリピリくる塩分だったので化調かも知れません(未確認ですが)
麺:
固さオーダーなしの茹で具合はかなり柔らかめ、有体にいうと茹で過ぎか、伸び始めているか…製麺所は不明ですが、ブヨブヨのため弾力やしなやかさで、どこの製麺所かを連想するのも厳しい状態でした。これは失敗…
具:
海苔は4枚増しで計6枚、黒々、かつしっかりした厚みですが風味は無し。
青菜は冷凍ほうれん草と思われますが繊維感なし、エグみあり。チャーシューも業務用と思われます。刻みネギが割と多く入ってますが辛みはなく程よい感じ。
デフォルトで味玉が1個分トッピングされているのでお得感がありますが、こちらも味付けが濃いめ、というかしょっぱい!
ライスは小100円のわりに多めでお得感がありますが、とにかく塩分を何とかするのに欠かせない役割になりました。
まとめ:
冒頭にも記述した通りタンタン麺と鶏ガラ出汁を主体にしているようなので、豚骨ラーメンはラインナップはしているものの、おそらく『アウェイ』だろうなぁと思いましたが、やはり今ひとつ、でした。次回機会があったら、鶏ガラかタンタンメンですね。
それを差し引いても、改善をお願いしたいのは二つ、
・しょっぱすぎる!カドの立った塩分をマイルドにしてほしい。
・麺が伸びる一歩手前ぐらいのブヨブヨ感です。
厨房からタイマーが聞こえた後しばらくしてからドンブリをいただいたので、実は麺の茹で時間は適正で、盛り付けに時間がかかっているパターンでしょうか?
詳しくはわかりませんが…
終始静かな雰囲気ながら接客はアットホームで親切で気分の良いものでしたので、お味のほうはひとまず塩分の見直しをお願いしたいところです。ご馳走様でした~