Last Updated on 2023年1月21日 by かんりにん
以前港南台の駅近くで営業をしていた『麺侍 誠』さんが、昨年11月に、港南台の清水橋交差点に移転オープンとのことで訪問してみました。
場所としては『十五家』『寺田家』の間くらいになりますね。
もともとの店舗は居抜きそのままで『港南家』として営業していました(夏に訪問してきました)が、こちらとは関係があるのかな?
事前にGoogleマップで駐車場を確認したところ、お店の専用駐車場は無く、
近くのフォルクスがコインパーキングになっていたのでそこにに止めましたが、お店の前にもパーキングの案内がありました
(割引になるようですが、うっかり駐車券をクルマに置いてきてしまったw)。
11時半頃の入店で先客1,後客6。
注文は醤油とんこつラーメン850円に小ライス100円、海苔150円と、いつもの構成w
お好みはすべて普通で。
スタッフは対象と思しき男性の方と、アシスタントの女性の計2名。元気で愛想の良い接客です。
店内はラーメン屋さんらしからぬカジュアルな軽食屋さん風な意匠で、リラックスできる雰囲気。
対照的に厨房は壁側に大寸胴が3つ並べられ、ばっちり家系らしい配置。麺上げはテボでした。
3~4分ほどでライス、続けてドンブリをいただきます。
スープ:
待ってる間はマスクをしてたので気づかなかったのですが、そこそこ豚骨の匂いがあります。本格的でいいですね!
出汁は以前のお店で感じた印象と変わらず、全体的に武蔵家っぽい押しの強さが感じられます。
醤油はやや酸味が感じられる独特なタイプで塩分はやや強め。出汁との相性は良好。
鶏油の量はまずまず、ややとろみがあり。コクも強めで主張があり、出汁・醤油のバランスも中和してます。
麺:
製麺所は確認できませんでしたが、マイレビさん情報だと菅野製麺とのこと。
かなり細くてやや平べったく、支那そばなどに使われてそうなつるっとした食感。
コシはあり啜りやすいものの、家系としては珍しいチョイスですね。
具:
海苔は5枚150円で7枚だったので、デフォだと2枚ですね。
ドンブリを受け取った瞬間から豚臭さ以上に磯の匂いがかなり強く、佃煮みたいで特徴的。色もいい感じに真っ黒です。
家系でこのタイプの海苔は珍しいですね。スープに浸すとやや弱めながらスープをよく吸うので、とんこつ海苔巻きにはばっちり。
チャーシューはタレの味が無いパサタイプで、そのぶん肉の味がしっかり。
ほうれん草は青味、繊維感がしっかり。味玉はスープと対照的にマイルドな味付け。タレの違いでしょうか?
刻みたてのネギの辛味が醤油の酸味とマッチングが良いです。
まとめ:
オープン間もないこともあり、明るく清潔なお店な一方、随所に個性があり、なかなか攻めてるラーメンでした。
個人的には好きなスタイルですが、麺が少々弱いので、バランスが課題かなと感じました。
ご馳走様でした~