Last Updated on 2022年10月30日 by かんりにん
素材の個性を感じる一杯
本日は有休につき、湘南・小田原方面の未訪店へ。1軒目は四谷・曙橋から小田原へ移転した『麺庵ちとせ』さんへ。
8月に小田原へ来た際に寄ろうとしたところ臨休だったのですが、年内に行ってみたかったのでこのタイミングで足を運んできました。
平日ということもあり、海沿いの134号も渋滞になることなくスムーズに走ることができ、開店時間に合わせて到着!
11時5分頃の入店で先客6、後客8。平日の開店直後なので駐車場も余裕がありました。
入り口でメニューをチェックしていると中からスタッフさんが扉を開けてくれました。気配りが有難い!
注文は『らぁ麺 煮玉子』、スタッフさんに食券を渡しつつ席の案内を受けます。
カウンターはL字の変形、というか牛丼チェーン店にある感じのコの字でL字(?)なレイアウト。
前店舗の居抜きかと思いますが全体的に明るく、清潔感がありますね。
注文から10分ほどでドンブリをいただきます。
スープ:
層をなした鶏油はさらっとしつつ甘め、鶏が前面に出つつ、魚介の風味で少し酸味が和らいだ出汁。
カドがやわらかくコクのある醤油と相まって全体的にまろやかな印象。
麺:
ストレートの自家製麺は、細麺というには主張のある太さ(?)の低加水麺で、パツパツ弾力で小麦感あり、喉越よし、ボリュームもそこそこ多め。
スープより鶏油がよく絡みます。
具:
存在感抜群の2枚のチャーシューは厚みもあり、見た目だけでなく食べ応えもよくしっかりした肉のコク。
味玉はスープとは対照的にタレの醤油感がしっかり出ていて、こちらも存在感があります。
メンマはコリコリした歯ごたえ強めのもの。スープには溶け込んでいないものの、思ったよりゴマ油が効いてます。
まとめ:
終始まろやかでレンゲノンストップなマイルドスープ、一方で具の一つ一つに存在感がある対照的な一杯。
麺の表現に苦慮しましたが『広義では細麺なんだけどすごく細いわけではない、ちょっと太めの細麺』くらいな感じかな?また桃屋の『ちょっと辛いラー油』みたいな喩えになってしまったw
個人的にちょうどよい太さで小麦感もあり美味かったですね~。
王道の『らぁ麺』ビジュアルの中に素材の個性がちりばめられたドンブリでした!ご馳走様でした~