Last Updated on 2022年4月16日 by かんりにん
本日は横須賀中央に12/16にオープンした『らぁ麺 善治』さんへ訪問です。
オープン日の16日から19日までワンコイン500円セールの告知がありましたが、行列は避けたかったので、あえてセール終了後に訪問しましたw
もともとこちらの場所は『串カツでんがな』でしたが、2週間ほど前に上海亭に訪れた帰りに店内の工事をやっているのを見かけ、16日オープンの情報を入手。
外観はカフェっぽさを感じる一方、店内は全体的に和風で木目の調度品が目立ち、濃いセピア調な色合いを中心に仕上げられていて対照的。
それにしても、もともとラーメン屋さんの多いエリアの中心の場所への出店で、若松町周辺がアツくなってますね。
さいか屋方面に向かって隣はSHOWTIME RAMENに老舗の上海亭、ちょっと離れてきたくり家。駅に向かう側の通りには神豚に花月嵐、同じ通りの反対側に池田、ちょっと離れて替玉食堂に逗子家、南国亭とあるし。
足を運ぶ楽しみが増えるのはありがたいことです♪
こちらは10時オープンとのことだったので、10時50分頃到着で先客6。注文は特製らぁ麺にしてみました。
うなぎ丼が気になりましたが、今日は『横須賀市内でウォーキングしながら連食』を考えていたのでライス系はパスしました(その割に特製頼んじゃってますがw)
ホール係の女性スタッフの方に食券を渡し、カウンターへ。とても元気で気の利く接客です!
厨房スタッフは威勢の良い若手の男性の方2名、てきぱきした女性ホールスタッフの方が2名、調理しつつ手順を教えたりしています。
製麺所は不明、ラーメン屋さんでよく見かける麺箱ではなく背の高いプラ箱にビニール詰めされてます。
カウンターに掛けられた『こだわり』を読みつつ10分ほどでカウンターからドンブリをいただきます。
梅干しを添えた特徴的なビジュアルです。
スープ:
一見鶏ガラベースの『水鶏系』に見えますが豚骨・牛骨・鰹節・昆布と様々な出汁が加わっているとのこと。醤油はマイルドでカドが無くスイスイいただけます。
前面に出てるのは鶏と魚介で、層になってる鶏油を一口いただくと甘みが強め。昆布と合わさってスープの印象に一役買ってます。
出汁の複雑さのせいか、後半塩味が目立たなくなる感じなので、このタイミングで梅干しを箸休めにするとよいです。
麺:
支那そばテイストなストレート細麺は、全粒粉ぽさは余り感じなかったけど、小麦感はしっかり。やや固めのしなやかパツパツ食感。ボリュームも割と多め。
具:
特製らぁ麺の具は炙りチャーシュー3つに味玉、ほうれん草…ではなく小松菜の品種改良の江戸菜、九条ねぎ、メンマ、そして梅干し。
炙りバラチャーシューはホロホロにしてトロトロな一方タレはおとなしめで肉汁担当、といった感じ。やや焦げた匂いが鼻についたので、炙る時間は短めでいいかも。
肉汁でスープにコクを加えたい感じかと思いますが、このチャーシューは炙らなくても美味しいタイプだと思いました。
味玉は黄身に特徴的なタレの甘みがありアクセント有り。江戸菜は小松菜っぽい苦みを軽減したとのことで、はじめほうれん草だと思っちゃった(^_^;)
箸休め担当のメンマと九条ネギをいただきつつ完食。
まとめ:
『こだわり』の真意は、クセを排した素材選びに手間をかけ、バランスへの”こだわり”ということがよくわかった一杯でした。
逆に『こだわり』の説明が無いと、漫然と食べ終わってしまったと思う(^_^;)こだわりの部分に踏み込むと難易度高いラーメンかも、と感じたところ。
『こだわり』の解説が無くてもスマートで美味しく、元気で気配りの利いた接客と自信を感じるラーメンで期待値高めです!
そんな感じで、ご馳走様でした~