Last Updated on 2022年9月13日 by かんりにん
近藤家系譜の正統派家系
本日は05/02に山手の本牧通り沿いにオープンした『らーめん ささき』さんへ訪問してきました。
Twitterでは『らーめん歴28年の店主が作る本格らーめん』の案内があり、マイレビさん情報では近藤家出身とのことで、期待できます!
店舗は以前『壱まる家』というラーメン屋さんで、同じ通り沿いに味噌ラーメンの『酔亭』に老舗の『奇珍』、斜め向かい側本牧方面に『一真』、山手駅そばには老舗の『介一家』、と「激戦でもないけど程よく距離を置いてラーメン屋さんがあるエリア」て感じ。系譜的にも競合は介一家ですね。
10時55分頃の到着で先客1組なので2番手。その後すぐ後客が列をなし、11時の開店と同時にスタッフさんから案内を受け入店。
注文はラーメン並に小ライス、またオープン記念で05/05まで100円トッピングサービスとのことで、サービスで海苔をお願いしました。お好みはすべてふつうで。
座席のレイアウトは入り口の券売機横に4名がけのテーブル席が1卓、カウンターはL字で手前側に4席、奥に4席。
奥から詰めたほうが良さそうなので奥側のカウンターについたところ、目の前に大寸胴が2つ、豚骨をガッツリ煮込んでました。いい風景!
その後ろに「山正食品」の麺箱。あまり見かけないので調べたところ、東京・府中の製麺所でした。
麺上げは平ざるで、こちらも系譜を感じさせるところ。注文後、6~7分でドンブリをいただきます。
スープ:
一口目はライトながらシャープな醤油が主張し、その後炊き立ての鶏豚の出汁がやってきます。
鶏油はやや多めで鮮度よし、控えめながら甘みあり。
後半は出汁が割とふくよかに感じられる、バランスの良いモダン家系スープ。
麺:
山正食品の中太楕円のストレート麺は、茹で具合ふつうでもっちり。
スープの絡みも割とよく、ボリューム多め。なんとなく長多屋のコシ+増田製麺のモッチリの中間、といった印象。
茹で具合固めだとまた印象が変わるかも。
具:
サービスの海苔は増して10枚、丼の上に載せて提供されるタイプで系譜を感じられるところ(食べにくいのでドンブリのふちに挿し直しw)
しっかり黒くて厚みもあり、海苔巻きに最適。風味はおとなしめ。
チャーシューはやや低温調理気味のモモで柔らかく、タレの味付けは控えめな一方、肉の味がしっかりしてます。
ほうれん草は少なめで結構絞られてますが、青味がけっこうあります。ネギは刻み立てながら分量はごくわずか。
まとめ:
オープン3日目ながら早くも安定した出汁、バランスがよく後味スッキリな豚骨スープと、系譜とキャリアを感じさせる一杯。
良質なモダンクラシカルな家系でした。
スタッフは大将と若い助手の男性と、女性2名の4名で、オープン店らしく元気で活気のある接客。
記念品のタオルもいただきました。有難うございます!
駅からは少し距離がありますが、地域的にバス・クルマ利用が多いのと大通りに面しているので立地も良好ですね。
ご馳走様でした~
※駐車場はありませんが、近所はわりとコインパーキングが多いのでクルマ訪問も心配無しでした。
だいたい30分200円くらいが相場です(駅に向かう途中、路地裏に60分300円のパーキングも発見w)