Last Updated on 2022年9月3日 by かんりにん
本日は神奈川の超絶人気店『 飯田商店 』へ訪問です。
昨年からレストラン予約・お取り寄せサイト”omakase”での予約のみになり、毎週予約を取れず敗北し続けてましたが、ついに今週、家族4人分の予約が取れました\( ‘ω’)/
ちなみに一昨年に訪問した友人は、日の出前に並んで整理券が3桁と言ってました。
緊急事態宣言下なので、マイカーで自宅を出てから湯河原までノンストップでの訪問です。
訪問は予約時間10分前に到着してくださいとのことで、12時40分過ぎに到着。
入り口ではお土産の店頭販売もありました。omakaseの予約フォームでもお土産を選べたのですが、慌ててしまって一つも選ばずに予約を完了してしまったので店頭販売は助かります。寒空の中有難うございます!
お店の方からの案内で、順番に食券を買って渡しつつ、予約の確認と検温と消毒をしていただきます。
注文は看板メニューを踏襲するべく『わんたん入りしょうゆらぁ麺』1580円に『指宿産 一本釣り本枯節のごはん』550円、女房と息子は『しょうゆチャーシュー麺』1700円、娘は『しおチャーシュー麺』1700円。
『おにくごはん』と迷いましたが、今回は本枯節にしてみました。
今回はカウンターでの予約になりましたが、椅子の座面が高く、小学生の息子でも高さは心配なし。
人気店なのでメディアでの情報量が多いお店ですが、実際訪問してみるとすごい高級感です。店名が刻印された軽くてしっとりしたお箸に箸置き、手抜かり無し!
娘の座った座席は調理場の目の前で、店主の飯田氏の麺上げを目の前で見える席でした。座る場所を変わってもらうべきだったか(゚Д゚;)シマッター
着席後5分ほどでまず子供たちのらぁ麺が配膳、続けて自分と女房のらぁ麺も到着です。
既にいろいろなメディアで語りつくされてますが、せっかくなのでレビューをw
スープ:
スープの上面に湛えられた鶏油は地鶏らしいコクと甘味、続けてスープ、はじめは円やかながらすぐ酸味の効いたシャープな味付けに。
醤油もふくよかな味付から塩っけが前面に出てきて、『はじめコクまろ、食べ進めるとキレが出てくる』変化が楽しめました。
素材を存分に生かして仕上げられたプレミアム感がすごいです!
麺:
一見コシのありそうな低加水麺かと思ったら、実際啜ってみたら素麺、それも揖保乃糸のようなシルク感、一方でコシのしっかりした麺でした。繊細ながら芯がある、といった感じ。
具:
ホールの方から説明いただき、今日のチャーシューはロースは霧島高原純粋黒豚とバラは純粋金華豚、わんたんは山水地鶏と…豚のほうは忘れてしまった(゚Д゚;)
ただサイトに案内のあった”純粋金華豚”ではなかった気がします(黒豚と案内されたような?)
ロースの上品な肉感とバラのリッチな味付が対照的。ドンブリでもロースに先に箸がくるようレイアウトされてますね。見た目も兼ねてるかな?
わんたんは豚のほうは生姜などの『タネ感(?)』が目立ち、鶏のほうはお肉感(??)が前面に出るよう味付けされてますね。
海苔・メンマを箸休めにいただきつつ、スルスルと完食!
薬味の九条ネギも含め、厳しく厳選された素材がちりばめられていますね。
そして食べ進めてから配膳いただいた『指宿産 一本釣り本枯節のごはん』、まずそのままいただいてみると…鰹節が口の中で溶ける!?
醤油を少しづつ垂らしていただいていくと、鰹の風味が引き立てられますね。
写真だと判りませんがご飯の量は少な目で、てんこ盛りの鰹節が完全に主役。風味豊かで美味しい!ですが、”丼”としていただくなら、オプションの『烏骨鶏の生たまご』が要りますね。むしろ生たまごまでセットでコンプリートだな、これは!
まとめ:
・料亭感もさることながら、手抜かりないホスピタリティと”おもてなし”!
・意外と攻めてるスープ、それでいて素晴らしい出汁と醤油のバランス!
・味オンチでも違いが判る(笑)素材選びと仕上げ!!
中途半端なレビューになってしまうのがとても辛いですが、とにかく圧巻の一杯でした!
“とにかく”なんてワードを使うと強引になんとかしたい感が出ちゃってますがw、ついに食べログで満点をつけてしまった…
ちなみに息子は『あのお箸と箸置きが欲しい!』などと言ってましたw たしか箸置きは有田焼とのことですが、小学生のくせにチョイスがシブいな息子~w
そんな感じで、ご馳走様でした!
※お土産に『飯田商店のラー油』を購入しましたが、これがまたスパイシーで”只者ではないラー油”でした(゜Д゜;)スゲー