Last Updated on 2022年9月4日 by かんりにん
本日は国道134号沿いの大津4丁目にオープンした『麺処 しん屋』へ訪問しました。
今年1月に残念ながら閉店した老舗『つくし亭』の場所で新規オープンとのこと。家系レビュアーの大先輩kingtaka先生から情報をもらい、足を運んでみました。
今月上旬オープンとのことで、真新しい看板ですね。入り口反対側にベンチと灰皿、駐車場の案内板があります。
11時20分過ぎの到着でカウンター席は満席!人気ですね。そのまま座席を探そうとしたところ、入り口左側に券売機がありました。
券売機の選択ボタンは種類が多かったのですが、よく見ると基本はラーメン並・中盛・大盛の3種類に『のりラーメン』や『ほうれん草ラーメン』などトッピングを加えたメニューを用意していので、メニュー自体は比較的シンプルです。
注文はのりラーメン並に小ライス、食券を買いそのままスタッフさんに渡します。初めての訪問なので注文はすべて普通。
一番安いラーメンが750円なので、価格帯としてはちょっと高いかな~。
店内のレイアウトはつくし亭の居抜きですが、座席数はつくし亭の時と若干変わってカウンター席は8席から6席へ、テーブル席は4席から6席ほどのキャパシティに変更されていました。カウンターの座席数が減っているのは『3密』をさける対策かも。
厨房はこれまたつくし亭と同じく大寸胴が二つ、端のほうに増田製麺の木箱が4つほど。スタッフの方は全員若手で厨房2名にフロア1名、新店らしく挨拶も元気です。
カウンターが満席だったのでテーブル席へ案内されましたが、先客が次々と食べ終わって退店したのでカウンター席へ移動させてもらいました。
5分ほどでラーメンをいただきます。
スープ:
開店から時間が経っていないこともあり、臭みを取る生姜の風味が少し残る、フレッシュさが前面に出たとんこつ出汁です。が、ネギかニンニクと思われる酸味があり、とんこつオンリーでなく香味野菜の出汁も加わえてあるように感じました。あるいはネギ油かな?醤油はライトですが前述の酸味の主張がそこそこ強いので、物足りなさを感じること無く食べ進められます。鶏油はそこそこの量が入っていて、マイルドな甘み。
麺:
増田製麺の麺は家系スタンダードよりやや細め、ストレートタイプながら茹で具合固めでややボソ感がのこる仕上がり。割と小麦感を感じられるタイプ。
具:
具は総じてとても良いです!
海苔は増して7枚なのでデフォ3枚、海苔増しは100円4枚と思われます。風味は大人しめながら破れない強めのタイプでしっかりした海苔巻き向きタイプ。
チャーシューは炙られておりホロホロでやや崩れやすいもの。タレより肉汁の味が目立ち、スープとバッティングしないので食べやすいです。
ほうれん草は生をさっと湯通ししたタイプで見た目の鮮やかさ、苦味、繊維感ともに良好。これはほうれん草増しは必須ですね。ネギもシャキシャキで、刻みたての臭みのない好感の持てる薬味ぶり。
まとめ:
酸味が割とあるのでトラディショナルな家系とは毛並みが若干異なります(店名も”家”でなく”屋”ですし)が、出汁、ほうれん草、ネギと全体的に鮮度の良さが目立つフレッシュ感のある一杯でした。
印象としては同じ横須賀市内なので近場ながら、なんとなく京急長沢の玄翁と似た感じ。
当初はつくし亭のリニューアルオープンなのかと思っていたら全然異なるスタイルでしたが、シンプルながらアクセントがあり、美味しかったです。似ている味があまり無いのでリピーターが付きそうですね。
ご馳走様でした~
備考:
昼の部は11時~15時で通常営業のみ、夜の部は17~20時、当面の間はテイクアウトのみとのことでした!
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