Last Updated on 2022年9月3日 by かんりにん
またまた14時半と遅い時間のランチタイムに訪問。本日は限定の『煮干鬼脂中華そば』に挑戦!
先客4名と空いていましたが、カウンターの席に着くなり後客が3~4名ほど続けて入店してきました。時間帯に関係なく人気ですね!
こちらは麺の大盛が無料とのことで、つい大盛オーダーに!注文時にライスを頼んでいたので炭水化物ヘブンになってしまったw
さて『煮干鬼脂中華そば』、見た感じはチャーシューより手前側は”煮干しゾーン”、反対側は白く背脂が盛られた”アブラゾーン”に盛り付け分かれていました。
まず煮干しスープは、レギュラーの中華そばとは異なる、エグみと苦味が備わった『凪』をイメージさせる”攻め”の煮干し醤油、最初はセピア調だったスープはジワジワグレーになっていきました。
一方で背脂はマイルドアッサリで動物系の甘味とコクを備えていますが、あいにく両者を混ぜるとお互いが主張しあってしまい、ちょっとすれ違った後味になったのは惜しいところ。背脂が煮干しの苦味を思ったほどリカバリーしなかった印象です。
麺は縮れ太麺でこちらも煮干し・背脂どちらとでも相性は良いですが、小麦感が強いこととスープをよく絡めるので、このドンブリの中では煮干し陣営といえるかな~(謎w)
このスープと背脂の対立の中では、口直しと調和を担当するべき玉ねぎとカイワレも力及ばず、といったところながら、調停役には薄切りの大判チャーシューがちょうど良かったです。
中華そばとは路線の異なる薄手の大判チャーシューは煮干しスープと相性が良かったので、トッピングにあるなら頼みたいところ。ビジュアルもなかなか良いです。
いささかどっちつかずな印象のメニューでしたが、煮干しの本気度は十二分に伝わってきました。ご馳走様でした~
関連ランキング:ラーメン | 五反田駅、大崎広小路駅、大崎駅