Last Updated on 2022年9月20日 by かんりにん
本日は、だいぶ前から食べログで課題店にしていた、三浦海岸沿いにある『そば処三崎』さんへ訪問。
こちらは『きたくり家』さんを運営している『湘南フーズ』のお店で、パチンコAVIVAを経営しているアビバホールディングスのグループ会社ですね。立地も、きたくり家の本店と同じく、AVIVAの隣。パチンコ屋さんの駐車場が使えるのでクルマでの訪問には助かります。
12時頃の到着で先客3、後客0。割と奥行きもあり広く感じます。座席カウンターの後ろには立ち食い用カウンターも常備。
注文は『とんこつ醤油ラーメン』並。価格は前情報の650円から700円に値上がりしていました。カウンターに食券を出すとサービスの茹で卵を頂きました。
スタッフはパートとおぼしきおばちゃん2名。ちなみに他のお客さんのメニューをそれとなく見てると、お蕎麦屋さんでありながら自分を含め全員ラーメンを注文していました。
カウンターの薬味もきたくり家よろしく紅ショウガがラインナップ、そのほかは豆板醤、ニンニク、ゴマ、そして茹で卵用とおぼしき味の素の『アジシオ』も。
厨房には案の定ゲンコツやガラを煮出す寸胴は見当たらず、スープは雪平鍋で温めていました。どんぶりはきちんとお湯で温めており、ラーメン屋さんと同等のオペレーションでした。
先客の後のロットで、7~8分ほどでドンブリをいただきました。ということでレビューです。
スープ:
ドンブリから少しながらとんこつの匂いがしていたので『おっ♪』と期待感が上がりましたが、薄目のダシでした。豚骨より鶏ガラが目立っていたせいかな?スープは隣の中サイズの寸胴から掬い出していたので、CKというよりは、きたくり家のどこかの店舗から運んでいるのかな?と推察しました。
醤油は前半はおとなしめに感じられましたが、中盤以降主張が強くなり、しょっぱさが目立つようになります。アブラは多めでしたが、いかにも『油!』という感じのややしつこいタイプ。鶏油でなく豚のようにも感じましたが…?
麺:
製麺所は確認できず、かつ好みは選べないため、そのままいただきますが、縮れ気味のボソ感のある麺。一口目は増田製麺っぽいような気がしましたが、きたくり家本店と同じく大橋製麺だとすると茹で具合固めで同じような食感になります。大橋+固めがデフォのレシピなのかな?麺量はやや少なめでした。
具:
まずパッと目に入るのは味玉、デフォで半玉サービスは良いのですが、入店サービスのゆで玉子と被りますね。タレが濃いため、スープより味付けが目立ちます。海苔は、きたくり家と同じく2枚、黒々とした良いルックスですが風味が無くクタり気味。
チャーシューはパサタイプながらやや脂っぽさが残り、味付けはほどほどの濃さ。ほうれん草は黒っぽくベチャベチャで冷凍と思われます。
その反面刻みネギが多めに盛られてほうれん草のポジを独占している感じ。こちらは刻みたてで辛味も結構あり、『ネギ入れ放題』の代わりにサービスしているようにも思えます。
まとめ:
ダシはだいぶ軽く感じましたが醤油がそれなりに利いていて、物足りなさをカバーしていました。一方で味玉とネギが強いため、薄いダシが負け気味なのが惜しいw ライトなきたくり家さんと比較しても『準”きたくり家”』、といった感じですね。とはいえ、そこはあくまで蕎麦屋さんのサイドメニューという位置づけ、ということで。本家と同じく家系スタイルで『かたさ・濃さ・アブラの量』が選べるとだいぶ評価が変わりそうです。御馳走様でした~