Last Updated on 2022年8月30日 by かんりにん
※こちらは移転しました。移転先はこちら。
今日は地元横須賀の安浦で間借り営業をしている『らーめん鶏次』へ訪問です。
以前堀ノ内の駅から根岸方面へ向かう通りで営業されていて、一度訪問したら夜遅い時間のため営業時間終了だったなどで機会がなかったものの、マイレビさんのレビューやTwitterで安浦へ移転されたのを確認し、足を運んでみました。
普段はABURA坊(こちらはまだ未訪)が営業、日曜・月曜だけ間借りで営業とのことですが、訪問ハードルが上がっていたので、代休が取れた今日行ってみた次第。
こちらの店舗はかつて20年近く前に『喜楽』だった場所と記憶していますが、店内のレイアウトはさほど変わっていない感じがします。とても古い記憶ですが…
11時5分頃の到着で先客3、後客5。平日月曜11時台で満席とはw 店内はコロナ対策として座席ごとにアクリル板でしっかり仕切られてますね。
本日は券売機に『鶏白湯』がなく、鶏ラーメンのみに。また白醤油ではない様子。
注文は鶏ラーメンに味付けタマゴをプラス。タレは醤油で頼みました。
厨房は大寸胴、中くらいの寸胴、ほかコンロに雪平鍋二つで、出汁はあらかじめ作って持ち込みにして都度温めにしているようです。
自家製麺は原料に『春よ恋』使用とのことですが、その影響か茹で時間がやや長めの様子。
スープ:
鶏の出汁と旨味たっぷりの脂で、見た目に反してなかなかコクがあり、一方で酸味のあるシャープな醤油の味付けがコントラストになってます。これは無化調でしょうか。
ラーメンのスープというよりは、いつぞや赤坂で食べた軍鶏のすき焼鍋のようにも感じられる強いタイプ。
しかしながら、後半急に醤油と出汁の味がボヤけて脂のコクだけしかわからなくなってしまったので、単調な部分があるのかも。
麺:
ストレート細麺の自家製麺はもともとは低加水のようですが、茹で加減はどちらかというと柔らかめ。スルスルいけますが、スープが強いので、もうちょいコシが欲しいかな。
具:
チャーシューはモモと思われる鶏1枚と低温調理とおぼしき豚2枚、鶏は見た目どおり淡泊あっさりでスープの味をよく反映してます。豚は厚みがあり、周囲の”鶏”の中でもしっかり主張していますが、ちょい噛み切りにくいのでもう少し加熱してもいいかも。
細めのコリコリ食感のメンマをアクセントにしつつ、黄身にしっかりタレの味が染み込んだ味玉をパックリと。この味玉はサイドメニューのチャーシュー丼に載せたいタイプです…!
まとめ:
鶏のコクとタレの酸味がしっかり前面に出ている反面、スープが強くて他の未完成な部分もちょっと気になったものの素材の良さとポテンシャルの高さを感じました。
鶏白湯を頼むなら日曜に訪問するほうがいいかもですね。
そんな感じで、ご馳走様でした~