Last Updated on 2022年9月21日 by かんりにん
鶏ガラが強めの味わい
本日の『仕事帰りの寄り道ラーメン』は京急川崎駅から大師線で東門前駅前の幸家さんへ。
食べログの情報には駅徒歩1分、と有りましたが、改札口のほぼ隣!駅徒歩数秒です。あいにくの雨天でしたが助かった!
こちらは幸家本店の系譜をたどっていくと本牧家、川崎家と正統派なルーツですね。
20時過ぎ到着、先客6、後客8。店内はカウンターとテーブル席があり、割と余裕があります。
メニューはラーメン並(700円)に、久々に海苔増し(100円)+半ライス(100円)を解禁!酒井製麺を使っているとのことでお好みは麺固めで。
券売機でボタンを押した際に『ガシャ、ガシャ』と2回動作音がしたと思ったら券が多く出てきて、サービス券がついてました。
10枚でラーメン一杯とのことです。太っ腹なサービスですね!
厨房もゆとりを感じられる広さで、奥の寸胴までしっかり見えます。酒井の麺をザル上げするビジュアルは、いかにも正統派らしいですね。
3~4分ほどでドンブリを頂きます。久々の海苔ウォールは目の保養になります(!?)
スープ:
家系としてはライトな出汁は、豚骨より鶏ガラが目立つ味で意表を突かれました。
そして醤油も弱めでキレが無く、薬味のサポートが必須になりました。
こんな印象を受けたのは自分だけかな?と思ったらそんなことはなく、マイレビュアーのkingtaka先生のレビューにも同じ感想があったので、『鶏ガラ強め』がこちらのバランスってことですね。
そしてその関係もあるのか、鶏油の風味がとても良く、量はそれほどでもないながら、最後までしっかりと『鶏!!』な風味が感じられました。
そして最後まで熱々。今日のように寒さが厳しい日は有り難いです。
麺:
なにげに久々の酒井麺ですが、安定のモチモチ食感。本日は小麦感を割と感じられました。
具:
海苔は増して10枚、100円7枚なので平均的。ややシケ気味のものもありましたが風味はそこそこあり、破れ無し。
ほうれん草は繊維感があり、なかなか良い感じ。
チャーシューは薄くスライスされた大判タイプのバラ。これはとんこつ肉巻きに向いてるタイプですね!
刻みネギも割と浮いてますが風味、食感はあまり無し。
ということで、強めの鶏感が印象的な一方、豚骨と醤油の弱さがさみしい感じ。
具も悪くないので、あくまでスープの好み次第でしょうか。スマートで口当たりの良いスープなので好き嫌いが分かれることは無く、『お好み』で調整できる範囲かと思います。
御馳走様でした~