Last Updated on 2022年9月4日 by かんりにん
本日は旗の台駅に程近い『麺屋ぶらいとん』さんへ訪問。
人気はつけ麺と油そばですが、ラーメンに『家系っぽい』感じがしたので以前BMしてました。が、いつ行っても店外行列だったので、思い切って開店に合わせて行ってみました。
こちらは大盛無料の自家製麺も人気ポイントのひとつの様子。入り口左側に”自家製麺”の提灯と、店内に製麺機が配置されてますね!
営業時間は平日はランチ営業無しの17時~、休日はランチタイムのみと変則的なスタイルです。
17時5分到着で満席&2名待ち、後客ひっきりなし!
学生、連れ客率高め…というか、コロナ自粛を差し引いても春休みだよね?それほどまでに人気なのか…
注文はらーめん+味玉、ライスメニューが割と多く、カウンターから頼めるそうですが、早い時間帯の訪問でさほど空腹ではなかったので、こちらはパス。
麺量はらーめんの場合は50g刻みで150、200、250、300まで通常料金とお得な価格設定で、350gは特盛で追加料金とのこと。さらにつけ麺だと500gまで無料とのことです。
それにしても、やたらに待ちます…
最初のロットのお客さんにつけ麺が提供されたのが17時13分くらいなので、行列のは茹で時間の長さと大盛サービスの複合的な問題かな?
入店から40分経った17時45分頃にようやく到着。しかも客回転的には2ロット目なのですが…
ともあれ、待っている間に腹も減ってきたので早速いただきます。
スープ:
豚骨スープは魚介出汁をブレンドしたタイプで、ムラは無くよく撹拌されていて『濃』よりは『厚』を感じるタイプ(なんのこっちゃw)。カエシは塩分控えめながら醤油感はしっかり。
このスープは渋谷の名店『はやし』に似た印象ですね。魚介出汁を抜きにして考えたら壱八家に近い印象もありますが、家系とは結び付かないスープかな。油は少なめながら鶏油の風味がしました。
麺:
店頭の提灯でもアピールされている自家製麺は、小麦粉がギュッと詰まった凝縮感のある印象的なもの。ストレートしなやか麺、風味もよし!まさにこの麺がこちらのウリですね。とても印象に残る麺です。これは茹で時間の長さの理由がわかりますね。
これはつけ麺、あぶらめんだとより凝縮感が際立ちそうです!
具:
海苔は3枚、黒々、強さもしっかり、風味良しと高クオリティ!これは良い海苔です。ご飯ものも多いので海苔巻きは満足出来そう。
チャーシューは巻いたバラ肉のあぶりタイプ、肉感はあまりなく、やや薄くて残念。
ほうれん草は、量は少ないがしゃきしゃき感がある良質なもの。メンマは全体的に味の濃い素材がないラーメンの中で、こちらも主張は控えめの味付け。
刻みたてのネギはそこそこのボリュームで、刻みたてらしく辛味は少なく、程よいアクセント。
まとめ:
とにかく自家製麺の存在感、風味、食べ応えが際立つしっかり作られたラーメンでした。
駄菓子菓子、どうにも回転率が悪くてストレスが溜まりました。理由は以下の二つでしょうね。
・テボは4つなので、10席のカウンターが満席でもすべての客にメニューを配膳するまで3回茹でることになる。かつ茹で時間がかなり長いので必然的に時間がかかる(そして1回の茹でる量が客によって異なるので、たぶん茹で時間の管理が大変)
・客の滞在時間が長い。とくに学生がしゃべりながら、あるいはゲームしながら食べていて遅いうえに行儀がよくない。美味しい麺なのにもったいない、という気持ちにもなる。
接客も良くラーメンも美味しかったのですが、麺の量を細かく設定しすぎで無駄に手間がかかっているのと、あと客の店内での待たせ方とかにも課題があるかな。騒がしいわけではないですが、さほど広くない店内でカウンターの真後ろに行列を作られて、落ち着かないことこの上ない(~_~;)
まあワタスもコンサルタントでも批評家でもなく、ただのラーメン好きの客に過ぎないので、あくまで戯言ですが。
そんな感じで、ご馳走様でした~