Last Updated on 2022年9月9日 by かんりにん
先日職場で移動に伴う席替えをした際、行方不明だった備品のFilcoのMajestouch(型番FKBN91MC-NFB2・青軸・テンキーレス)が出土してきましたwww
見るも無残な状態だったので、思い切ってキーキャップ側の分解清掃をすることに。そして掃除するならテカテカになったキーキャップも交換してしまおう、ということでキーボードを自宅へ持ち帰り、休日に交換作業。一連の流れを取りまとめました。
フロア内の掃除機が行き届かないデスクの間に埋没していただけあって、大いに汚れまくってるので、閲覧にはくれぐれもご注意ください(^^ゞ
★注意事項 カバーを外す場合は保証規定に抵触します!
キーボードの分解にあたり、カバーを外す場合はメーカーの保証規定に抵触します。”お客様自身で製品本体を修理、調整、改造等をした場合”は保証対象外になる旨、メーカーHPに記載がありますので、ご注意ください(ダイヤテック株式会社 保証規定)。
キーキャップの交換自体はカバーを外さなくても実施できますので、作業前にメーカー規定・保証範囲・そのほか関連事項を確認のうえ、自己責任で作業を実施する・しないの判断をしてください。
(本ブログでは管理人の自己責任でガシガシ進めましたw)
1)まずはOverView
作業前のキーボードの状態を。トップがテカテカなのは使い込んだ証しなのでいいとして、デスクのシマに埋もれていたので、埃をかぶってます。
そしてこちらはメーカーから販売されている全体交換用キーキャップ。
もともとは前面印刷タイプでしたが、今回は上面印刷のかななしタイプにしました。
付属品は取り外し工具とスタビライザー使用キーに使う補助部品。補助部品は『左側Shiftキー』『Enterキー』『Spaceキー』の3つに使用します。
分解にあたり取り外す順番は、先にカバーを外すか、後に外すか迷いましたが、
- スタビライザーなしの普通のキーを先に外す
- つづけてスタビライザー付きのキーを外す
- 最後に、カバーを外す
という順で進めていくことにしました。
2)普通のキーキャップの取り外し(かんたん)
つづけて、スタビライザーで取り付けられている大型のキーを外していきます。
3)左側Shiftキーの取り外し(スタビライザー有り)
左側Shiftキーの周辺は高度に閲覧注意!ゴミがすごいうえにサビが出てます。さらには毛髪とか、ごはんのツブとかも挟まっていて…( ^ω^)
4)Enterキーの取り外し(スタビライザー有り)
これも左側Shiftキーと同じく、少し持ち上げて隙間を作ります。
Enterキーのスタビライザーは垂直にセットされています。外す際は、下側の金具が取りやすかったです。
Enterキーも取り外しOK。Enterキー自体の周辺は、ゴミはさほどでもなかったのですが、すぐ上のBackSpaceキーの周辺がなかなか閲覧注意レベルにごみが溜まってました。
5)Spaceキーの取り外し(スタビライザー有り)
最後はSpaceキーです!
外れました!
これですべてのキーキャップを外すことが出来ました。
6)カバーの取り外し ★注意:ここから先の作業は製品保証対象外になります★
※ここから先のカバーを外す作業を実施しなくてもキーキャップの交換はできるので、いま一度、メーカーの保証規定のリンクを貼っておきます。
裏側のねじは一か所だけ。封印の上からドライバーを差し込みます。
これは上から見た際のキーボード右側。iphoneやスマートフォンを分解する際に使用している金属製のヘラを使用しました。
隙間がほとんどない圧着状態なのでプラスチック製のヘラだとすぐ折れてしまうため、薄くて硬い工具が必要になりますが、一方で金属製だと傷がつきやすいので、慎重に作業を進めます。
ということでキーボード上部の部品はすべて取り外しました。
次回は掃除とキーキャップの取り付けをレポートしていきます!
→[パソコンDIY]Filco Majestouch のキーキャップ交換と掃除 2 (掃除・取り付け編!)へ