Last Updated on 2015年6月10日 by かんりにん
たまたまヘルプデスクでWindowsXP + Outlook 2003環境でのPCデータ引越しをしたのでメモ。
思いのほか、まだまだ使われているものです。
メールファイルである.pstファイルやアドレス帳などのエクスポート/インポートはググれば情報がたくさん出てくるので困ることは無いが、メールアカウント情報はやや苦労したので、メモ程度に走り書き。
メールアカウントの移行
Outlookのエクスポート機能やOfficeツールを利用しての移行をググって試したがうまくいかず、レジストリ情報をいろいろエクスポートしてみてようやく完了。
regeditにて、以下2つのレジストリ情報をそれぞれエクスポートし、インポート対象のPCへインポート。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows Messaging Subsystem\Profiles\Outlook HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook
予想外の結果として、アカウントに対応したパスワードまでインポートされたので、PCの障害対応など、現場で素早い対応が必要なときはこれがベストかも。
おまけ
- (当たり前だけど)HKEY_CURRENT_USER以下にあるので、当然だがエクスポート対象のユーザーアカウントでログインすること。
- アカウントに対応したパスワードを取り扱うこと、レジストリファイルを扱う、の2点において十分注意が必要(レジストリを扱う時点で自己責任です)。
Officeツールの”個人用設定の保存ウィザード”でバックアップしたファイルは
インポート先のPCで”構文エラー(syntax error)”がでて、何の役にも立たなかかったorz