Last Updated on 2022年9月13日 by かんりにん
[2018.08.12初訪問]
『今さら未訪とは言えない』シリーズ、本日は家系界隈の老舗、介一家さんです。
誰かに『お前”今さら未訪”の有名店、ちょっと多すぎだろ』、と言われそう…Σ(゚∀゚ノ)ノ ヒィィィ
川崎にてオフ会なので、その前に遅い昼飯で鶴見店に寄ってきました。
この屋号は変遷がゴチャゴチャしているので整理と把握が大変ですね。
行くならやはり山手の本店かな、と思いましたが系譜的にはこちらと『うりゅう』が正しいのかな、と感じたのと、食べた後オフ会に合流しやすかったので、まず鶴見へw
介一家の家号を知らない人には家系ラーメン店とは全く気付かない、個性的な外観ですね。
16時過ぎの入店で先客、後客ゼロ。貸し切り状態ですw お盆前半の日曜夕方は流石にこんなもんかw
注文は豚骨醤油ラーメン並+海苔(100円)、厨房の真ん中に丸山製麺の箱が見えたので、茹で具合も固くないほうがいいかな、ということでお好みはすべて普通。オフ会の前なのでライスはガマン!
マイレビの皆さんのクチコミだとカウンターとイスの高さに違和感が、というコメントをチラホラ見かけましたが、確かに変な感じがありますね。
イスに載せられたクッションのせいでしょうか?あと説明書きがここかしこにありますね。
従業員は厨房担当、ホール係ともに外国人(東南アジアかインド系?)、そのあと裏からもう一人ベテランと思しきスタッフさんが出てきました。夜の部の仕込みの準備でしょうか。
寸胴は3つ、うち一つが麺茹で用、麺上げは平ざるで湯切りは4回。
ということで5分ほどでどんぶりをいただきます。
スープ:
ちょっと麺が出過ぎ、スープはボリュームが少ないな~と微妙に萎えつつ一口いただいてみると、まず醤油のくっきりした味、続けて出汁がやってきました。
とんこつはそこそこで鶏ガラのクリアさがやや前面に出ているかな?良いです!
醤油が強いのかなと思いましたが、馴染んでくるとそれほどでもなく、バランス型のクラシカルスープだと分かります。
鶏油は少なめながら、コクの目立つもの。
麺:
丸山製麺の中太縮れ麺、ふつうオーダーでわずかにボソっと感が残る茹であがり。
ストレート麺と比べて縮れボソ麺はスープが跳ねやすいので、正直食べにくさを感じることがしばしば(自分の食べ方が悪いのか…)
チノパンにスープと油が何か所も飛んでしまった…あいにく染み抜きを忘れてしまったし、紙エプロンを提供しているので、見栄を張らずに貰えばよかった(-_-;)
具:
海苔は増して10枚。
しっかり黒く、びしっと強く、風味も割と感じられました。
ほうれん草はマイレビさんらの評判通りボリュームも十分、繊維感もしっかりしてます。
ちょびっと炙られたチャーシュー、ホロホロでコクのあるタイプ。そこそこのサイズで薄切りなので、チャーシュー麺でとんこつ肉巻きにするのはアリですね!
ネギは目立たず、ごくわずか。刻みしょうがを試したかったので先に入れてしまいましたが、そこそこの酸味で辛みは少なく、醤油との相性は良い感じ。
まとめ:
家系の歴史に名を刻む名店は本牧家、寿々喜家、近藤家に並ぶ高いバランスをしっかり感じ取れました。スープだけでなく具のバランスも良いです。
とりわけ海苔とほうれん草でミネラルはしっかり補給できたと思います♪
あとはやっぱり、スープの量がもうちょっと欲しいな~
両方ともスープで浸してナンボですからねw ご馳走様でした~