Last Updated on 2019年10月9日 by かんりにん
※こちらは現在閉店しています。
本日はオフ会にて、野毛のマイレビさん紹介のバーにて黒ビールを片手に談笑後、シメのラーメンとして訪れました。
徒歩5分圏内に日の出ラーメン、たかさご家、そして先日訪れたゴル麺がありますね。
21時過ぎの入店で満席でしたがテーブル席が一つ空いていました。
店外に向けて貼られた生ビールの大判ポスターから飲み屋を連想できますが、一方で昭和の喫茶店をイメージさせる店内の意匠に目を引き、さらにラーメンを提供している、という業態もギャップを生んでて面白いです。
券売機も無し、お品書き(“メニュー表”と書くより”お品書き”のほうがしっくりくる)を見ながら注文するクラシカルなスタイルです。
厨房が奥まっているので詳しくは観察できず。
注文は全員一緒に豚骨醤油ラーメン並+海苔7枚、お好みは麺固め。
先に海苔が別皿で提供されました。が、その後ラーメンが出てくるまでやや待ち時間あり。
シケると風味的にさみしくなるので、海苔の提供はラーメンがでてくるギリギリか同時でいいのですが…
ということでレビューです。
スープ:
しっかり出ているとんこつ出汁、しかしながらあっさりとしたレベルで、こちらはたかさご家を連想しました。
その一方で醤油はいささか負け気味。塩分的に大人しめであるだけでなく、ちょっと焦点の定まらない味。飲みの後で塩分を欲しているのが原因かな?
鶏油は少なめながらもまろやかですが、醤油がボケてる分鶏油が前面に出ちゃってる感も。
麺:
正方形の断面の『THE・中太』な縮れ麺、固めオーダーでぼそ感あり、弾力はほとんど無し。
製麺所は未確認ですが、なんとなく丸山製麺か大橋製麺あたりを連想しました。
具:
海苔は増して10枚。別皿の海苔もどんぶりの縁に差してスープに浸していきます。
しっかり強く、風味少なめながらきちんと感じられました。
ほうれん草は繊維感を存分に感じられたものの、いかんせんえぐみが強くて食べにくさが目立ってしまってました。湯通しが足りなかったのかな?
そして注目の大判チャーシュー、往年の六角家本店並みの面積ですね。そこそこ厚みもある柔らかいタイプでしたが、スープに対してややしょっぱめ。
まとめ:
いささか焦点ぼけした醤油にほうれん草のえぐみが追い討ちをかけ、海苔の健闘もむなしく、実体のボヤけたラーメンに感じられてしまった、でしょうか。
次回訪問する機会があったら酔っぱらってないときに…ご馳走様でした~