Last Updated on 2018年9月20日 by かんりにん
※こちらは2017年10月をもって閉店しています。
本日は東白楽の 六角家 本店にお邪魔しました。
なにげに六角家は新横浜のラーメン博物館の店舗で食べることが多く、本店へは10数年前に一度来たきりでした。
先日訪問した武蔵家で六角家の面影(??)を思い出したので、これは久々に確認せねば!ということで。
2軒となりにの『とらきち家』も訪問したいと思ってるのですが、家系のハシゴはさすがにきついので、今日は目的の六角家へ直行!
その昔は本店でもラー博のブースでも、休日の行列は1時間じゃ足りないくらい待ちましたが、22時頃の到着で、店内を覗くと先客は4~5名ほどの様子。
すっかり落ち着いてしまったようですね。
時間が遅いこともあり、ライスは売り切れ…ということで、代わりにトッピングのほうれん草を買って入店…すると
なんと!?いまどき珍しく、とんこつ臭い!
かつて『家系のお店は臭かった』!そしてそれが当たり前だったもので、世間的には『家系の代名詞』ともいえる六角家、家系の『らしさ』をしっかり保ち続けていますね
一方で、この臭いがダメという人も多いわけで(自分も昔はダメだった)、今では直系をはじめ、とんこつ臭さを抑え目にしているお店も多いわけですから、必ずしも『臭さ』を評価してるわけではないですw
…などと昔を回想しつつ、フロアの店員さんにチケットを渡して席に着きます。好みは例によって麺硬め。
先にほうれん草が別の器で登場、つづけてラーメンは3分ほどで出てきました。
んー、ほうれん草って別器だったっけ?
それにしても、脂の量がすごいです!こんなに分厚い層になってたっけ?
口コミを見てると『薄い』『油が多い』という評判が多かったので気になってましたが
実際に一口すすると…実に微妙な…
久々にいただいたスープは、まぎれもなく(個人的に)懐かしい『六角家』の味なのですが、なんか表現が難しいです。
臭みがないのはいいとして、油コッテリなんだけど妙にさらっとしていて、そしてカエシが薄い…平たく言うと、バランスが悪いのです。
以前はマイルドながらアッサリ感があり、主張しすぎないカエシと絶妙なバランスでしたが
今日のは、なんだか変テコな薄さなのです。
なるほど、確かに、大勢のレビュアー方々のコメント通り、これは薄い…
これならセブンイレブンで売っている六角家のカップめんのほうがよいでは…とさえ思っちゃいます。
あ、麺はコシとツルツル感があっておいしかったし、チャーシューもまずまずです。
繰り返しになりますが、まぎれもなく六角家の味はしており、実に難しい…
すっかり味が落ちた元人気店に残念な気分になりつつ、御馳走様しました。