Last Updated on 2022年9月16日 by かんりにん
息子と新江ノ島水族館へ出かけた帰りに立ち寄りました。
イルカショーを見た後、思い出したように息子が『ラーメン食べたい!』と言い出したので水族館を切り上げ。江ノ電の江ノ島駅へ戻る途中で立ち寄りました。
こちらは7~8年ほど前に片瀬江ノ島にオフィスがあった時から気になっていましたが、いつ行こうか思案しているうちに渋谷で仕事をすることになり、そのまま未訪になっていました。
14時過ぎの入店で先客5、後客1。
ネットの情報では元々店主は『勝丸ラーメン』出身とのことで、とんこつベースながらカウンターの薬味もお酢にラー油、ニンニク、胡椒と餃子向けと思われ、家系のそれとは異なったラインナップです。
『麺のかたさ・味の濃さ・アブラの量』といったお好み調整の案内はありませんでした。頼んだらやってくれるかどうかは不明。
(最近初訪の店では”ふつう”オーダーにしていることが多いので、あまり気にもしておらず…(^^ゞ)
注文は息子はラーメン、自分はラーメン味玉入り。店内にも味玉をアピールする案内がちらほらと。
トッピングはほうれん草や海苔増し(100円/5枚)など家系を思わせるラインナップでしたが
息子が例によってラーメンを食べきれなそうなので海苔増し+ライスのコンビは我慢しておきました。
メニューはとんこつベースの醤油、味噌、塩で味噌が人気のようです。
厨房は麺茹で用とダシ用の大きい寸胴鍋が二つ、麺上げはテボ。4~5分ほどでドンブリをいただきます。
スープ:
一見したところでは下永谷へ移転後の本牧家や仲木戸のおーくら家あたりを連想させます。
トンコツ出汁はライト、というか薄め。カエシの醤油はクッキリしてますが、こちらも主張は控えめ。一方で化調のようなピリっとくる塩分も感じます。
油分も少な目でした。風味を感じなかったので鶏油ではなさそうですが、しつこさは無くサラリとしてました。
麺:
製麺所はあいにく確認できず。やや太めの平打ち麺。ボリュームはそこそこあり、茹で加減もモチモチ感を残した好印象な麺。
具:
海苔は2枚、やや薄めでしたが黒々していて破れないタイプ。風味もそこそこあります。ほうれん草はクタタイプでそこそこの量。
チャーシューはパサ系で味付けはほとんどなし。ホロリと崩れるので食べやすいタイプ。ライスに巻くならゴマとニンニクが欲しくなりますね。
味玉はやや固めのボイルにトロリとした黄味で、タレの味付けはやや濃いめ。スープをはじめ全体が薄めなので、味が割と目立ちます。甘味がアクセントになり良い感じ。
刻みたてのネギも主張が強めです。
醤油ラーメンはあくまで”家系のスタイルにも通じる豚骨ラーメン”という留まり方でしたが、本牧家を思わせる、総じてクラシカルでライトな一杯でした。しかし、いささか大人しい感も否めず。他の方のレビューにもある通り、味噌や塩がお店のお得意なメニューかもしれません。
息子のほうはというと、真っ先に海苔をつまんで、麺を巻いて食べようと四苦八苦してました。食べ方を伝授してやろうと思いましたが、とりあえずやりたいようにやらせていたところ、レンゲに海苔を載せ、その上に麺を丸めて載せてほおばる、という新しい食べ方(というか思いつき)をしてました。
高学年になって手が大きくって、今より箸の使い方が上達したら海苔増し+をサービスしてやることにしますか。御馳走様でした~
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