Last Updated on 2022年9月1日 by かんりにん
※こちらは現在閉店しています。
横浜市内以外の吉村家直系のお店では、初めて訪問しました。
土曜の夜に、友人とクルマで訪問しましたが、たしかに駅からは遠いながら、比較的新しめの住宅地の中にあるので
道に迷わずに進めました。
家系の各店舗がことごとく価格700円越えになっているなか、直系店の650円というのは、たかだか50円ながら有り難いです!
例によってラーメン並+ライス、オプションでネギモヤシを現金で。オプションは固めのみ。
ライスは注文してから選べるとのことでしたが、自分は白ライス、友人は海苔チャーシューライスを。
厨房はカウンターに囲まれたレイアウトで、スタッフの方々の仕事っぷりが十分なアピールになってます。
女将の指示を聞きつつ掛け声をしながら、各々が自分の仕事を分業で着々とこなしていて、他店の統率感とはちがった職人的な雰囲気でした。
さて5分ほどで店員さんから丼を渡されます。
スープがドンブリの縁までタップリ&サラサラしていたので、カウンターで受け取るときに揺らすとやばそう!
色も他店にない黒っぽさながら、やや透明感があり、独特ですね。
ネギ&モヤシを沈めつつ、麺を返してスープをいただくと…、これまたこれまでにない味付け!
醤油のタチっぷりはしっかりしていながら、全体的にダシとコクが薄めで、豚骨感を忘れてしまいそうなくらいのあっさり感でした。
途中から物足りなくなるので揚げニンニク、行者ニンニク等ちょくちょく味変したものの、最後まであっさり。
紛れもない直系テイストながら、今まで食べた中で最も総本山から遠く感じられ、また家系のスープの中でもとりわけ『家系らしさ』が希薄でした。
個人的には直系の中では横横家が好きなので、以前友人に勧めたところ『あそこはしょっぱかった』とのことでしたが、こちらではスープも飲みきっていました。
ガツン感を求める人には物足りないと思いつつ、家系が苦手な人でも受け入れられやすそうです。
麺はお約束の酒井製麺(目の前に箱があったのでちゃんと確認しましたw)、茹で具合は『やや固め』で歯応えはちょうど良い感じ。
しかしながら、サラサラ&あっさりスープのせいか、麺量はやや物足りなく感じられました。
ということで、直系という事でつい比較してしまいがちですが、非常に個性的なスープ感でした。
アブラ多めにしたらコクが増してくるのかも。
ジモティーではないので、思い立ってすぐに再訪できる距離ではないですが、次回来るときはそれでいってみようかと。
御馳走様でした。