Last Updated on 2023年5月1日 by かんりにん
新店レビュー!
本日はマイレビさんからお誘いをいただき、上野へ集合!
そして、飲みの前の腹ごしらえ(!?)で、3月に上野広小路にオープンした『侍』さんへ訪問です。
お店は昭和通りから一本入ったところにあり、お約束の緑色の看板ですぐに見つかります。
17時半頃の訪問で先客5、後客8。
券売機はタッチパネル式ですが、ウィザード式ではなく、ボタン式の券売機の置き換えになっていて迷わず購入できます。
これから飲みなので、注文はボリューム控えめにラーメン並のみ、お好みは麺固めオーダーで。
店内は厨房に沿ってカウンター席が11座と、2名掛けテーブル席が3組。
まだ日が浅いこともあり清潔で、出汁を炊いている匂いに加えて、内装の塗装の匂いもわずかに残ってます。
スタッフさんは3名で厨房の奥側に寸胴を…発見できずw 麺上げはテボを使用。
酒井製麺の麺箱は厨房のほか、券売機の横にも積みあがってました。
注文から3~4分ほどでドンブリをいただきます。
スープ:
獣臭さが遠慮なく目立つ、『侍』らしいスープ。
とんこつ自体はしっかり出ているものの濃厚というほどではない、フラットな出汁加減。
醬油はしっかり立っているものの、風味を感じるよりは塩っ気が際立つソリッドな味。
鶏油は割と多めでスープ全体に散っており、全体的にコクを感じさせます。
麺:
茹で加減固めオーダーで、かなりボソ。武蔵家で使っている麺に近い細さです。
酒井らしいモチっと感はあいにく味わえず。固いと麺の短さが強調されますね。
具:
海苔は青めで厚みがあり、浸すと風味がしっかりしていてライス向きなタイプ。今日はライスが無いので麺に巻いていただきますw
チャーシューはロースで、タレの味は濃いめながら肉の臭みがやや残ってます。生姜が欲しいかな。
ほうれん草はクタタイプで、ボリュームはあるものの青味は抜け気味。
ネギのボリューム、シャキシャキ感は本店を連想させますね。
まとめ:
渋谷の侍もだいぶご無沙汰なので(しかも移転しちゃってますしw)、心もとない記憶ながら比較すると『ライト志向でバランス重視』に振ってる印象。
家系らしいラフさを程よく残した味付けになってました。ご馳走様でした~