Last Updated on 2022年9月4日 by かんりにん
本日は都営浅草線三田駅の出入口にある『もとまる』さんへ訪問。
ムジャキフーズ系とのことで、もともと上野に九州ラーメンのお店を出しているようですが、こちらは4月のオープンで家系ライクな見た目だったので、足を運んでみました。
ちなみに上野のお店のラーメンはネットで見た画像では自由が丘の『博多吉もん』によく似た感じでした。
水曜20時20分頃の入店で先客2、後客無し。
注文は普通のラーメン(720円)にしようとしましたが、券売機の写真だとやや大人しい感じがしたので、左上にある主力メニューとおぼしき『もとまるラーメン(880円)』を注文、お好みはすべて普通。スタッフさんに券を渡した際『サービスでライスがつきます』とのことで頼みました。
三田駅の出口階段のところのラーメン屋さんはちょくちょく入れ替わっているのを横目で見つつ入店したことは無かったので、以前入っていたお店の居抜きかどうかは不明ですが、座席は10席ほどあり、店内は思ったより奥行きがありますね。
スタッフさんは2名、厨房には大寸胴が2つ、小さい寸胴がひとつ。製麺所は不明で、麺はビニール袋に5玉ほどで1袋づつまとめられています。コロナ感染防止のためと思われ、カウンターと厨房の間はガラス窓で仕切られてます。
カウンターの薬味は…紅生姜と高菜!ここに博多ラーメンテイストが!小さいツボにはおろしニンニクが用意されていましたが、お酢・辣油と一緒に並べられていたので餃子用かも知れません。
3分ほどでラーメン、ライスをいただきます。
スープ:
まずはそこそこの量が入った油、鶏油に似た甘みがあるものの、同時にネギ油のような味がしました。香味油かな?
スープはとろみのあるとんこつ+鶏ガラ。やや濃いめの醤油と塩分にカドのある化調は目立つものの、ダシ自体の印象は希薄。自由が丘の『無邪気』を予想してましたが、スープは割と違いがありました。
麺:
一言でいうと『スーパーで売ってる3食入りの生ラーメン』チックな感じ。無難なぶん、あまり印象には残らないのですが、『(懐かしさとともに)ラーメンを啜ってる実感』はあります。
具:
海苔は…なんと四つ切りでなく八つ切り(ノ∀`)アチャー なのであっという間にシナシナ、そして溶けていきます。海苔トッピングを追加したら10枚くらい加わるのかな?
味玉は1/2に切ったものが1個分。ほうれん草はボリュームは少ないながら、そこそこ繊維感がありました。
チャーシューは2種類、タレで煮込まれたバラチャーシューと低温調理とおぼしきタイプ。バラのほうはホロホロの柔らかさでタレの味も程よいバランスながら、低温調理タイプのものはなかなか噛みきれずにずっと口に残る、やや残念なもの。
ネギはシャキシャキ感のある九条ネギ、ナルトは…普通。
サービスのライスには高菜とゴマをまぶして『とんこつ高菜海苔巻き』でいただきます。
まとめ:
・家系を思わせるビジュアルに九州ラーメンの薬味…高菜はスープでもいけそうです。
・スープは炊いてるようで好感が持てるけど、一方で麺が平凡なので、スープが勝ち気味。
・種類は多いけどバラチャーシュー以外はあまり印象に残らない具。海苔は四つ切にしてほしいかな~
と、少しチグハグに見えるところがありますが、ジャンルを気にしなければ良くまとまっていることと、価格相応のクオリティはあるので悪くはないです。
そんな感じで、立地と相まって普段使いには宜しいかと。ご馳走様でした~