Last Updated on 2022年9月3日 by かんりにん
今日は仕事帰りに京急線の横浜~上大岡の間でどこか寄っていこうか、と考えていたのですが、なんかストレートな家系を食べたいと思い立って下永谷の本牧家へ!上大岡からバスで出動しました。去年の夏に『久々に行こうかな』などと考えついてから半年もたってしまったwww
21時頃の到着で先客3組、うち1組は親子連れでした。前回訪問してからかなりの年月が経ってるので店内をきょろきょろしちゃいましたw 少なくとも本牧から移転してから15年くらいは経っていると思われますが、それほど古さを感じることもなく、ゆとりのある店内です。
チャーシュー丼に目が行きましたが少々遅い時間なので小ライスのみ、好みは固めのみ。以前お店の前を通ったときは30代の男性の方が開店の支度をしていましたが、本日は初老の男性が厨房で調理をしていました。平ザルを手にしていたので『お?』と思ったらスープのガラ用だったようで、麺の湯切りはテボを使ってました。
さて3分ほどでかためでドンブリをいただきます。
ほうれん草が少ない&やや濁ったスープの色がいかにもクラシックです。昔の獣臭強めのワイルドさは影をひそめ、鶏油、とんこつともに控えめ、塩っけもライトですが、じゅうぶん家系の原型を継承しているといえますね。
チャーシューは小ぶりながら旨味はしっかり、麺もモチモチ感をのこした丁度良い固さ。
この本店の昔ながらのラーメンと比較すると、横須賀店はところどころ洗練されていたのだな、と確認した次第。
待ってる間に後客が2~3名ほど来店しましたが常連のようで、お店の方とわいわいと世間話をしていました。家系の中では(代替わり、移転を経たとはいえ)誰もが知るビッグネームながら、地元に溶け込んでいる自然さがまた良いのかも。
『歴史が云々』『お家騒動が云々』『暖簾分けしたあの店は云々』、あとはネットの口コミサイトの評判、といった話は最早あまり意味を持たない、”近所のラーメン屋さん”として老成したのかも。そういう印象でした。
ちなみにお店をでて上大岡行きのバスに乗ったら、早くも物足りなくなってしまったので(!!)ライス抜きなら隣の環2家さんと連食しても大丈夫かも。御馳走様でした。