Last Updated on 2018年8月23日 by かんりにん
マイレビュアーさんの皆様の口コミをチェックして、BMしていた上大岡の『ぱるぷん亭』、行ってきました!
なんでも客席がカウンター6席のみとのことで待つのは面倒だな、と思って足が向かなかったのですが、まあ多少は待つのもいいだろ!ということで。
21時過ぎの入店で、当然のことながら満席…とおもいきや、店主の方から『奥へどうぞ~』との声が!空いていたようです!ラッキー♪
事前にライスやトッピングの価格設定がやや高め、との口コミは見てきたのですが、ライスが無いとサミシイのでラーメン+ライスで。ただやはり、コスパはよろしくないですね~。
券売機の横にある”『ニンニク』必要な方は店員までお声掛けください!”の張り紙が気になりつつ、例によって麺固め、でお願いしました。
多くの方の口コミどおり、狭いですねー。おまけに席と席の間が接近しているので、両隣の先客の方々にスイマセンしながら座ります…と、その瞬間、座席がボヨヨンとして一瞬びびった!このボヨヨン、隣との座席の隙間がないので、ちょっと塩梅が良くないですね…
その一方でカウンターの真後ろに衣文かけがあるので、冬場は助かります。ただカバンを置く場所は無いので、上着をかけた真下に立てかけるようになりますね。
待っている間、カウンター上のチョークで書かれた薀蓄『ぱるぷん亭のこだわり』をチェックしてみたところ…スープの濃度が通常の3~4高い!?ドロドロ系?いわゆる『とんこつ先行型』というやつでしょうか?ただ数値の基準がよくわかりません。濃度にも基準があるってことかな?
そして…なんかカウンターがすっきりしてるな?と思ったら、家系お約束の『薬味』がない!?なんと、ここはノーチェックでした。
券売機の『ニンニク~』の張り紙はそういうことだったか…
生姜やニンニクは無くてもガマンできますが、ライス頼んだのに豆板醤がないとは~(汗 なんてこった~ orz
しかも先に渡されたライス、結構量があります!うれしいけど味変アイテムがぁ~
さて5分ほどで到着です。
見た目はオーソドックスな家系ですが、とんこつ濃度が高いとのことですが、ドロドロというほどではなく、さらっとした感じでした。
スープを一口…んー、壱系を想像してましたが、伝統的な本牧家系プラスアルファなスープです!とんこつ濃度はしっかり、一方でアブラ、カエシも薄めではなく、鶏油感、しょうゆ感はしっかりあります。絶妙なバランスですね~
今年何度目か最早忘れましたが、またまたレンゲノンストップ!
つづいて麺…はストレートながら微妙な太さで、それもスープとのマッチングがあまりよくないような…要は太過ぎるな、と感じたところで、モッチリではなくプッツリした食感ながら妙に印象に残る麺でした。
美味しいスープでしたが、麺がちょっと勝ち過ぎてる感じでした。
特筆はチャーシュー、あまり見ない感じかつ少々薄切りですが、やわらかさ、味付け、アブラ感ともに申し分ないです!
チャーシュートッピングは期待できそう。海苔はしっかりしたタイプ、ほうれん草は少々ボリューム少な目かな。
薬味が胡椒(と、後から知りましたが特製の調味油、でしたっけ)しかないカウンターが家系としては妙に殺風景で違和感がありましたが、このスープはうまい!手間暇が十分感じられた、底力のあるものでした。薬味が無いのは自信とこだわりでしょうか。
あやうく『まくり』そうになりましたが8割ほどズルズルして残りは我慢しました(ここまで来たら完食でもよかったようなw)。
意表をついた店名の割に、シンプルな店内と正統派の家系のギャップが面白いです。『呪文』のように何かが起こるような感じではありませんでしたがw
あと多くの方が指摘されている『雰囲気』、ギュウギュウな狭さと殺風景さがあまり印象を良くしていないのかも、と思いましたが、このスープは気に入ったので、遠くないうちに再訪してみたいです。
それと調味油もちょっと気になったので、次回はこちらも試してみようかと。御馳走様でした。