Last Updated on 2022年9月12日 by かんりにん
本日は02/12に曙町にオープンした『曙家』さんへ訪問です。
既にレビュー数4、うちマイレビさんが3名、しかも家系のベテランの方々が訪問しているので、せっかくなのでこの流れに乗っていこう♪ということで、雨の中、日ノ出町から伊勢佐木町を抜けて訪問してきました。
今日はプログラムのエラーを延々と直していて消耗したので、ちょっと家系にありつきたい気分にもw
先客1、後客ゼロ、顔馴染みと思われる客?が1、店主さんお一人の営業でした。雨の夜のせいか町中も人通りがまばらですが、場所柄的に、混みだすのはこれからでしょうか。
注文はラーメン並680円+味玉100、お好みはすべて普通。
カウンターで店主さんに食券を渡して着座したら、目の前に丸山製麺の箱がありました。
店内はカウンターに座席8、入り口側にテーブル席が3つ、以前は居酒屋かなにかでしょうか。比較的空間を感じる店内ながら、テレビやBGMはないので割と静かです。
マイレビさんのクチコミでは、出自はたかさご家さんとのことですが、先客と話をしていたので聞くタイミングを逃しました(^^ゞ
奥に大寸胴が二つ、麺上げはマイレビさんからの情報でザル使用とのこと、湯切りは6~7回ほどに聞こえました。
5分ほどでカウンターからドンブリをいただきます。家系らしくない意匠の大きめのドンブリです。
スープ:
とんこつ主体ながら鶏も隠し味的に時折感じられる、ふくよかな味わい。量も十分で、最後までアツアツです。
醤油はやや甘みのあるカドが取れたタイプ。鶏油はデフォでもしっかり多め、風味も良好です。
クラシカルな味ながら、家系のイメージに根付いた体育会的な『ガッツリ』なタイプでなく『味わう』という接し方をするべき良質なもの。
麺:
丸山製麺の太さが目立つ短めの太麺、茹で具合ふつうでモチモチ加減(?)も良好。なかなか後を引く麺です!麺量は割と多めに感じました。
具:
まずは海苔、青味のあるタイプでスープに浸しても破れないものの、風味はおとなしめ。
ほうれん草は繊維感を残した、”クタ”の二歩手前くらいの茹で加減、青味もそこそこあります。
チャーシュー、パサタイプながらカドのある塩っけで、スープとは対象的。ただ、ここにバラチャーシューとか組み合わせてしまうと緩い仕上がりになってしまうかも知れないので、スープとのバランスならベストアンサーでしょうか。
味玉は白身のボイル具合は良好ながらタレの味は控えめで、トロトロな黄身の味が際立ってます。若干物足りないと感じるかも?
まとめ:
保守本流の味をしっかり感じつつも、(良い意味で)家系らしからぬ品のある味で、阿佐ヶ谷の志田家(掲載保留とのことです…)や、蒲田の飛粋と共通するものを感じました。
横浜の中でもとりわけ家系店が多い地域ながら、確実にフォロワーを増やす味だなと感じた次第。日ノ出町~黄金町エリアにまた途中下車の楽しみが出来ました♪ご馳走様でした!
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