Last Updated on 2019年2月7日 by かんりにん
今回はT440sをお借りしました。サイズ面ではやはりX1 Carbonとの比較が気になるところです。
こちらは『コンピュータ』のプロパティ画面。
高スペックの貸出機です!!
ざっと外観
天板や外側はX240同様のシボが目立たない(?)デザインで、黒ではなく銅色(?)っぽいダークブラウン。
『ThinkPad = 黒』のイメージは完全に捨てた感があります。
こちらは手前側から。今風(?)の薄さが強調されたデザイン。
向かって右側。USBが手前と後ろ側に計2ポート、ディスプレイポートと電源ポート。排熱ファンの出口もこちらです。
続けて向かって左側。手前からスピーカー端子、SIMポートとその下にSDカードスロット、USB、LANポート、ディスプレイポート、ケンジントンロックの穴。
何気にインターフェースは充実しています。
背面側は何もありませんが、その分薄さが強調されます。
最後に裏面を。
X240sと同様メモリ等の取り外しのためのパネルは無いので、カバーを全部外すことになります。
一か所だけ異なり、バッテリーは外付けのものを取り付け可能です。
バッテリー
薄い!軽い!内臓バッテリーがあるので、外付けバッテリーはなくても動きます!
ただし、外付けバッテリーは本体の重さにあまり影響しない印象でした。
またバッテリーを付けてない状態でヒンジ側をぶつけた時、ボディやモニターへのダメージが大きそうでこわいので
バッテリーは普通につけておくのが無難ですね。
それにしてもバッテリーの内蔵化が地味に効いている感があります。
充電するときはやはり内蔵バッテリーが優先されるのだろうか?
こちらはアダプターと電源ケーブル。
端子が丸いタイプの電源ケーブルはすっかりラインナップから見なくなった感があります。まだあるのかな?
キーボード
・キーボードは安っぽい…
ストロークは少々あり、ウルトラブックのキータッチと比較して違和感はあまりないものの、打鍵感がプラスチック感が強くて好みが別れるところです。
その一方で剛性感はあり、またX230、T430で感じられた硬めの底付き感が和らいでいる印象はあります。タッチ自体は軽快で疲れにくそうで、好印象でした。
前回のX240と異なり、キー全体の幅があるのでタイポはなく、キーピッチは自然な感じで好印象。
ThinkPadに未だメンテナンス性を求めるユーザーはいるので、自力でアッセンブリー交換ができるならOKですw
モニターとスピーカー
サウンドがやたら高品質でサラウンド感があり、ビジネスモデルにはいささか無駄にハイクオリティ。開発者ならBGMを高品質で聴けますw
続けてモニターです。
タッチパネルにも関わらず、すごくモニターが広く感じる!超快適。
PuTTYはとりわけ快適!広大なCLI空間が!半光沢の画面も、ギラつきとは無縁で落ち着いており、非常に好印象。
一方でyoutubeのHD再生などになると、ややザラつき感がでてくる。ここはさすがにやむを得ない部分。ビジネスモデルですし。
そのほか、雑感
そのほかの感想としては、
- 動作音はほとんどせず。快適!
- PCの温度は、1時間程度の利用で、パームレストにやや熱が感じられる程度。
- キーボード周辺は至ってシンプルで、キー入力に集中できる
- モニターの高さがヒンジに近い(低い)ので、ちょっと指を動かせばすぐ画面にタッチできる位置にあり、キーボード操作とスワイプ操作の両方を活用できそう。
- ボディ全体は、やや重みを感じるが、14インチクラスと考えると軽いモデルといえる(X1 Carbonと比べちゃダメ)。
- 普段MacBook Proを使っている開発スタッフからも、サイズ、モニターは好印象!
といった感じでした。
インターフェースが多く、14インチとしては使い勝手が良さげなのでユーティリティでのメリットはあります。
キーボードも疲れずしっかり感があるので、長く使えそうなモデルになっていると感じられました。