Last Updated on 2018年6月13日 by かんりにん
今回、社内LAN用として、2010年に発売されたCisco small businessシリーズを2台ほど購入しました。
機種はSG200-26(24ポート+2ポート)です。
Catalyst以外のCiscoスイッチは初めてなので、さっとレビューをアップします。
■Catalystとの違い
- 設定はWeb GUIベースで設定をおこなう。コンソールやtelnet、ssh経由でのCLIログインや設定はできない。
- あわせて、いわゆる”きしめんケーブル”が付属していない。シリアルポートもコンソールポートもなく、初期設定はLANポート&LANケーブル経由で!
- 標準保証は先出しセンドバック1年のみととってもシンプルだが、有償で翌営業日先出しセンドバック3年の保証もあり(3年更新)。
■製品のポイント
- 一見Ciscoに見えないw
- 黒とグレーの筐体、かつ上面にCiscoのロゴがプリントされていて実に微妙w
- ファンレスタイプで静か
- 購入時は全く気にしていなかったが、実はPoE給電ポートが装備されていた!ただし全ポートがPoE対応ではなく、半分の12ポートが対象。それでも便利!
■ファクトリーデフォルト(工場出荷状態)での状態
- IP 192.168.1.254
- ログインURL http://192.168.1.254/ (警告が出るが、httpsでもいける)
- ログインID Cisco
- パスワード Cisco
■なんとなく見た目
まずは箱!
開梱するとこんな感じ。
筐体を正面から。
つづけて向かって左側から。
さらに回り込んで左後ろから。
最後に付属品をまとめて。
■おもな機能、サポートを抜粋
L2のインテリジェントスイッチで”できたら助かる”的なことはだいたいできるので、機能面での不足はあまり感じません。
- GUIベースの管理ツール
- VLAN(ポートVLAN、タグVLAN)
- リンクアグリゲーション
- STP/RSTP
- syslog
- LLDP、CDP
- tftp
- PoE給電
- GBICポート
ただし残念ながらSNMPは無く、LLDPなどの管理通知などを使ってトラップを飛ばす、などができる程度です。
“アンマネージドスイッチとマネージドスイッチの中間に位置し”という説明があるあたり、コストを削っている部分なのかも。
あまり詳しくないけど、どんな使い方ができるかこれから試してみようかと。
■感想
- CiscoのロゴがドーンとプリントされているけどCiscoらしくない(?)
- Catalystとは、価格帯も含めて全く異なる製品といえる。
- SNMPがないのはアレだったが、それ以外は機能に不足は無く、価格帯も安いので選択肢としてはなかなか良い!
といった感じです。
運用後の感想はこれからですが、Cisco製品らしい耐久性を発揮してくれるか、ご期待ですね~。
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