Last Updated on 2014年2月3日 by かんりにん
CentOS5.8にて、USB接続の外付けHDDをext3にてフォーマットした際
“ファイルシステムは29回マウントされるか、または180日経過するか、どちらか先に来たら自動でチェックされるよ”という旨のメッセージがあった。
自動でfsckが実行されるよ、ということだと思うが、ちょっと調べてみる。
# mke2fs -j /dev/sdc1 ←ext3でフォーマット mke2fs 1.39 (29-May-2006) Filesystem label= OS type: Linux Block size=4096 (log=2) Fragment size=4096 (log=2) 30539776 inodes, 61049000 blocks 3052450 blocks (5.00%) reserved for the super user First data block=0 Maximum filesystem blocks=0 1864 block groups 32768 blocks per group, 32768 fragments per group 16384 inodes per group Superblock backups stored on blocks: 32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208, 4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872 Writing inode tables: done Creating journal (32768 blocks): done Writing superblocks and filesystem accounting information: done This filesystem will be automatically checked every 29 mounts or 180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
→29回マウントごと、または180日ごとにファイルチェック?
mke2fs実行時に最後に出てきたメッセージが気になるので後で調べてみる。
○答えはここ↓にあった!!有難うございました!
Modify or Disable default filesystem check parameter with tune2fs
[pukiwiki]
**tune2fsでoverrideとは?(man tune2fsより)
-cオプション
e2fsck(8) がファイルシステムのチェックを行うマウント回数を設定す
る。 max-mount-counts が 0 または -1 の場合、 e2fsck(8) とカーネ
ルはファイルシステムのマウント回数を考慮しない。
–“-cオプション”の実行例
# tune2fs -c 0 /dev/sdc1
tune2fs 1.41.12 (17-May-2010)
Setting maximal mount count to -1
-iオプション
ファイルシステムをチェックする最大の時間間隔を設定する。数値のみ
、もしくは末尾に d を付けると「日」と解釈され、 m, w はそれぞ れ
「 月」「週」と解釈される。 0 を指定すると、時間依存のチェックは
しなくなる。
–“-iオプション”の実行例
# tune2fs -i 0 /dev/sdc1
tune2fs 1.41.12 (17-May-2010)
Setting interval between checks to 0 seconds
ただチェックしなかったらそれはそれで問題なので、運用ポリシーを決めて
メンテナンスをスケジューリングするなどの対策をする前提で無効化しておくのが適切。
[/pukiwiki]
だそうです。