harumaki.net

インフラ屋の覚書や、ラーメン食べある記とか。

GNU/Linux infra 運用

lsyncdのエラー修正(監視対象ファイル数の上限値変更)

投稿日:2011年1月18日

Last Updated on 2016年3月3日 by かんりにん

lsyncdでのバックアップファイルの同期がうまくいってないな~、と思って調べたら、カーネルパラメータ”max_user_watches”の上限値を超えたためlsyncdのプロセスがエラー終了した、という話。

参考:有難うございます!!

lsyncdはinotifyというAPIを利用しており、同期のための監視対象ファイルの数はinotify/max_user_watchesの設定値が上限となる、とのこと。

/proc/sys/fs/inotify/max_user_watches

作成可能な監視対象の数の実 UID 単位の上限を指定する。

この値を適正値に変更してあげて(たいていの場合は設定値の増加)、対象ファイルの上限数の超過に対応させることでエラー終了を回避。ということで設定を変更してエラー解消!

-GNU/Linux, infra, 運用
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

[メモ] Linux: pathmunge について

※RedHat、CentOSの話です。 /etc/profileの中で、シェルスクリプトの関数”pathmunge”という定義を見かけたので それとなくメモ。 rootアカウン …

no image

rsyncの帯域制限オプション(bwlimit)を試す

出向先のLAN環境にて、でかいバックアップファイルをrsyncで別ホストに転送しようとしたら、イントラ用Webサービスのレスポンスが全体的に低下してしまった~。 中断して調べたところ、100base- …

no image

ZABBIXインストール(1.0)

[pukiwiki]   システム監視ツールzabbixのインストールドキュメント。 【本家サイト】 http://www.zabbix.com/ 日本語の情報はほとんどないので、サイトからダウンロー …

[AWS] EC2 HVMタイプを使う時のファイルシステム周りの作業2(swap追加)

  さしあたりAWSだから、t2インスタンスだから、というわけでは全くないけどメモ。 t2インスタンスは、もともとスワップ領域がないインスタンスタイプのため、スワップが必要な場合は、EBSを追加してm …

no image

[NTP]StepモードとSlewモード

DBサーバの時間同期の修正にあたって、どのくらいゆっくり修正できるのか調べたら、もともと”Slewモード”という”ゆっくり修正オプション(?)”があった …

宅麺