Last Updated on 2019年2月7日 by かんりにん
Canon PIXUS MP800 の電源ボタンを修理したので、ざっとレポートを書きます。
2005年末に年賀状作成のため購入し、6年ほど使用してきましたが、2年ほど前から、この機種特有の“電源ボタンを押してもなかなか電源が入らない”不具合が発生し、非常に使いにくくなっていました。
ボタンのクリック感もだんだんなくなっていき、故障サポートに出そうにも何年も前に保証切れてるから有料になるし、そろそろ買い替えかなぁと思いつつ、ダメもとで修理方法を調べてみたところ、“接点復活スプレー”を注すだけで比較的簡単に不具合を直せるみたいだったので、ダメもと&壊してもOKな勢いで修理に取り掛かってみました。
だいぶ古い機種ですが、まだ使用されていて、同じようなトラブルに見舞われている方はご参考ください。
※深夜23時に修理した&室内の蛍光灯だけだったので写真が暗い&シャッター速度が遅くてブレているカットが多いです。すいません…
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**1.スイッチパネルの左右のカバーをはずす
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左右それぞれ5箇所のツメがあるが、折れやすいので要注意。
うちのはそれぞれ1ヵ所つづ折れてしまいました…orz
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**2.カバーをはずすと左右それぞれネジ2本で固定されているので、はずす
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こちらは向かって左の電源ボタン側。
写真が暗くてわかりにくいですが、左上に1本、真ん中から向かって右下に1本あります。
こちらは右側。
同様に右上に1本、真ん中から向かって左下に1本あります。
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**3.モニター周辺のカバーをはずす
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上側3箇所がつめで止まっており、これをドライバなどでこじって引き上げるとパネルが外れます。
横からやっても外れにくいので、上から外すのが無難です。
ドライバでこじるときにキズがつかないよう注意します。
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**4.スイッチの基盤を固定しているネジをはずす
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ネジは6本。
カタいのでちょっとチカラがいります。本体との配線があるので傷つけたり切ったりしないよう注意。
ネジをはずす前に配線をはずしておいたほうが無難です。
ネジ穴の横に番号が振られており、順番に行えば均等に緩め・締めができる、マニアックなところが親切。
※サポセン用だと思いますが・・・。
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**5.接点復活スプレーを噴射する
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今回の修理にあたって、KURE 接点復活スプレーを使用しました。
外れたら一番左上のスイッチが電源ボタンになるので、ここに接点復活スプレーを”ブシッ”と噴射。
噴射後、10分程度待ちます。
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**6.基盤のネジを締め、仮組みして電源を投入してみる
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いままでかなりバシバシおして電源を入れていたのでクリック感がなくなっており、強めに押す必要があったものの、ともかく一発ONできるようになりました。めでたしめでたし。
思いのほか簡単に直ってしまった…(笑)
もっと早く調べて取り掛かっていれば、ボタンのクリック感がクニャクニャにならずに済んだのですがw