Last Updated on 2012年1月31日 by かんりにん
概要 †
アプリケーションをソースからインストールする際に
make install実行時にインストールされるファイルのパスをログ出力する便利ツール。
prefixなどでファイルを配置するディレクトリをカスタマイズする場合など特に重宝する。
またログを元にアンインストールを容易にする。
サーバー環境をソースアーカイブでセットアップすることが多い場合などの管理用に。
インストール手順 †
GUI環境は無いのでgpacoは無しでインストール
$ wget http://sourceforge.net/projects/paco/files/paco/2.0.8/paco-2.0.8.tar.gz/download $ tar zxvf paco-2.0.8.tar.gz $ cd paco-2.0.8 $ ./configure --disable-gpaco $ make $ su - # make install
→原則/usr/local以下に配置される。
実行ファイルは/usr/local/bin/以下に。
操作方法 †
varsion1.*と比較して、よく使用するオプションの指定が少なくなり、操作性が向上した。
1)アプリケーションのインストール †
インストールするアプリのディレクトリ内で以下を実行。
# paco -lD make install
2)インストール済みアプリケーションのファイル一覧表示 †
/var/log/paco以下にインストールログが出力される。
これを確認するだけでOK。
# paco -f <パッケージ名>
3)アプリケーションのアンインストール †
ログファイルを元にアンインストールが実施される。
# paco -r <パッケージ名>
CentOS6.*ではyumリポジトリからざっと入れちゃったので、そもそもソースインストールが不要かと(汗)