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CentOS GNU/Linux infra

iperf

投稿日:2006年11月10日

Last Updated on 2013年6月7日 by かんりにん

[pukiwiki]

#contents

*iperf [#e7263e68]
帯域を測定する、ネットワーク性能測定ツール。
こまかい使い方についてはこれから要検証。

[本家サイト]
NLANR
http://dast.nlanr.net/projects/Iperf/#download

[参照サイト]
お世話になっています。
http://www.asahi-net.or.jp/~pm5m-on/it/net/analyzer/iperf/index.htm

**ダウンロードとインストール [#c02110a1]
本家サイトからダウンロードしたアーカイブを展開するだけ。
バイナリが解凍されるので即実行可能(一応/usr/local/binなどにコピって)

2つのホスト間の帯域を計測するので、パケットの送信元となるクライアント側と
受け取り先となるサーバ側にそれぞれダウンロードし、展開する。
# wget http://dast.nlanr.net/projects/Iperf/iperf-1.7.0-linux-2.3.tar.gz
# tar -zxvdf iperf-1.7.0-linux-2.3.tar.gz
以下のファイルが展開される。
doc/はDocumentRootなどにおいてもOK
iperf
doc/
doc/dast.gif
doc/index.html
doc/jperf.gif
doc/lib.html
doc/ui_license.html
README
KNOWN_PROBLEMS

**実行例 [#fecdbb89]

IPアドレスは、クライアント側:192.168.0.1、サーバ側192.168.0.2として計測。

デフォルト:サーバ側接続ポート 5001番
  バッファ長 TCP 8KB
UDP 1470B
  UDP帯域 1Mbit/sec
  パケット送信時間 10秒
出力結果の”Bandwidth”が帯域幅の計測結果となる。
クライアント側とサーバ側で帯域幅が異なっているので、ボトルネックの調査などを
行う材料となる…のかな?

-クライアント側(パケット送信側) IP:192.168.0.1
# ./iperf -c 192.168.0.2
————————————————————
Client connecting to 192.168.0.2, TCP port 5001
TCP window size: 16.0 KByte (default)
————————————————————
[ 3] local 192.168.0.1 port 32808 connected with 192.168.0.2 port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 3] 0.0-10.0 sec 112 MBytes 94.0 Mbits/sec
#

-サーバー側(パケット受け取り側) IP:192.168.0.2
# ./iperf -s
————————————————————
Server listening on TCP port 5001
TCP window size: 85.3 KByte (default)
————————————————————
[ 4] local 192.168.0.2 port 5001 connected with 192.168.0.1 port 32807
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 4] 0.0-10.4 sec 112 MBytes 90.1 Mbits/sec

[/pukiwiki]

-CentOS, GNU/Linux, infra
-

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