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[小ネタ]certwatch サーバー内のSSL証明書の有効期限をチェックするスクリプト

投稿日:2015年12月11日

Last Updated on 2021年7月4日 by かんりにん

※対象のOSはRedHat Enterprise Linux 6.*とCentOS6.*です。

RedHat/CentOSに”crypto-utils”なるRPMパッケージがあり、
このユーティリティにふくまれる”certwatch”という親切ツールがあるのだけど
cronで SSL証明書が期限間近になるとメールでお知らせしてくれる、というもの。
これまではnagiosでSSL証明書のプラグインを使っていたので、ユーティリティでチェックができるので便利!というか手間が省ける!

参考:お世話になっております!
certwatch(1) – Linux man page
ローカルに置いてある証明書の有効期限をチェックするスクリプト – kenjiskywalker’s diary –

以下、ツールやファイルの概要はこんな感じ。

 パッケージ:crypto-utils
 ツール  :certwatch (実行ファイルは/usr/bin/certwatch)
 スクリプト:/etc/cron.daily/certwatch (bashのスクリプト)
 実行間隔 :デフォルトではdailyで動作
 関連設定 :/etc/sysconfig/httpd

しかしながら、認証局から発行してもらった証明書を使用していない環境でも
OSにデフォルトで用意されている証明書(localhost.crtとか)をチェックして
お知らせしてくれちゃう、というありがた迷惑な側面も持っている。

というより、httpdのssl.confで指定されている証明書を見ているので
apache/httpdでssl.confをメンテしていなければ、そういう動きになるんだけどw

今回のAWS環境ではSSL通信にELBでリバースプロキシを使っているし、この通知はいらないね!ということで
仕組みのおさらいと無効化の対応をランチ前にサクっと実行。

やりかた その1)httpd側で無効にする

スクリプトを読んでみると、冒頭のコメント部分に
“Set NOCERTWATCH=yes in /etc/sysconfig/httpd to disable.”
と説明があり、/etc/sysconfig/httpdに説明を書けばOKとのこと。超簡単!

設定ファイル:/etc/sysconfig/httpd
設定値   :NOCERTWATCH=yes

以上、これにて終了。

やりかた その2) cronファイルを隠しファイルに。

certwatchのスクリプトは/etc/cron.daily以下に配置されているので、このスクリプトを隠しファイルにしちゃえばOK。

# cd /etc/cron.daily
# mv certwatch .certwatch

以上でOK。
ファイルに”.bak”とかつけちゃえ、と思ったが、拡張子を見てるわけではないので
隠しファイルにしてしまったほうが確実。
ファイルをrmしちゃうのも気が引けるので…(とはいえ、使わないのですがw)

ということでランチに行ってきま~すw
 
 

 

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