Last Updated on 2022年10月1日 by かんりにん
前提条件 †
すでにVPNサービスが稼働している状態でのアカウント追加の手順。
注意事項としては
- トンネルバインド数およびIPアドレスプールを一緒に追加する
トンネルバインド数、IPアドレスプールの範囲イコール登録ユーザー数となっており
ここを設定しないとセッション数超過に陥ってしまう。
ユーザー追加時はトンネルも追加すること。 - (基本だが)administratorモードで作業する。
作業手順ドラフト †
1)アカウント、トンネルバインド、アドレスプール追加 †
- ppセレクト
# pp select anonymous
- トンネルバインド追加
下記はトンネル数3の環境に1つ追加するため、tunnel4を明示的に指定
している。作業前に現在のトンネル数をshow configで確認しておくこと。# pp bind tunnel1 tunnel2 tunnel3 tunnel4
- ユーザーアカウント作成
# pp auth username <USERNAME> <PASSWORD>
- IPアドレスプール拡張
こちらもトンネルバインド同様、アドレス範囲が192.168.0.203までの環境に
192.168.0.204を追加する設定。
作業前にアドレス範囲を確認して都度設定を行うこと。# ip pp remote address pool 192.168.0.201-192.168.0.204
- 問題なければ、pp select終了
# pp select none
2)トンネル設定 †
上記1で指定したトンネルの諸設定。
# tunnel select 4 # tunnel encapsulation pptp # pptp tunnel disconnect time 900 # pptp keepalive use off # tunnel enable 4 # tunnel select none
3)設定の保存 †
忘れないように実施しておく。
# save
設定後、クライアントにID/パスワードを提示し、利用者に動作確認をしてもらう。