Last Updated on 2021年7月4日 by かんりにん
“Zmanda Recovery Manager / ZRM”のRPM版にて一緒にインストールされるコマンドをいろいろ探ってみたので、メモをいろいろと。
▼参考:お世話になっております。
Amanda: Open Source Backup(公式サイト)
Zmanda Recovery Manager(英語版)
Zmanda Recovery Manager(日本語版)
Zmanda wiki(Wiki)
download-ZRM(ダウンロードページ)
▼コマンドをいろいろ探ってみた
たいていのコマンドはバックアップセットのを指定するのがデフォルトとなる様子。
- mysql-zrm
このコマンド自体は何かをするわけではなく、“–action”オプションに引数をつけることによって、以下の各種スクリプトを実行する。# mysql-zrm –action schedule-backup
↓
mysql-zrm-schedulerを呼び出す、など。 - mysql-zrm-abort-backup
実行中のバックアップを、バックアップセットを指定して中断する。バックアップセットの指定は必須。 - mysql-zrm-backup
バックアップを直接実行、おそらく一番使用するコマンド。 - mysql-zrm-check
バックアップ設定の書式、オプションチェック。バックアップセットの指定は必須。 - mysql-zrm-extract-backup
指定したバックアップセットにて、圧縮ないし暗号化されている場合にデータを抜粋する。
バックアップセットの指定は必須。 - mysql-zrm-getconf
バックアップセットごとの設定情報を出力。[実行例]”–backup-set=”にてtest-backupを指定。
# mysql-zrm-getconf –backup-set=test-backup
getconf:INFO: ZRM for MySQL Community Edition – version 3.0
single-transaction
0
password
<パスワード>
user
<ユーザー名>
databases
<スキーマ名>
port
3306
socket
/var/lib/mysql/mysql.sock
host
<DBサーバーのホスト名> - mysql-zrm-list
バックアップのリストを取得 - mysql-zrm-manage-backup
バックアップの管理ツールと思われるが”The quick backup-type is supported only for snapshot backups.”とのこと。
backup-typeにて”quick”を指定している場合のみ利用ができる様子。 - mysql-zrm-migrate-file-ownership
マニュアル無し。引数をつけずに実行すると以下のUSAGEが出力される。# mysql-zrm-migrate-file-ownership
mysql-zrm-set-permissions –user –group [–destination ]※”mysql-zrm-set-permissions”というコマンドを呼んでいる??様子。
- mysql-zrm-parse-binlogs
バイナリログのパージコマンド。 - mysql-zrm-purge
こちらはバックアップファイルのパージコマンド。
保持期間を過ぎたバックアップファイルをパージする。 - mysql-zrm-reporter
バックアップのレポートを確認する。 - mysql-zrm-restore
リストアコマンド。
mysql-zrm-backup同様重要コマンドだが、できれば障害は起きないほうがよいので、使用する機会は無いほうが好ましい(当然ですね!!) - mysql-zrm-scheduler
バックアップのスケジューリング。
オプション”–now”で即時実行、mysql-zrm-backupと同様の動きをする。 - mysql-zrm-verify-backup
→バックアップファイルの検証。