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HP ProLiant MicroServer メモリを追加してみた

投稿日:2013年9月13日

Last Updated on 2016年4月12日 by かんりにん

今回はHP ProLiant MicroServer N54L にメモリを増設してみました。
標準で2GBメモリを搭載しておりますが、特に何かをやってるわけでもないのに1.5~1.7GBくらいは使っているので、まあ入れとくか!ということで。
購入したメモリモジュールはキングストンのKVR13E9/2HC、仕様は2GB 1333MHz DDR3 ECC CL9 DIMMです。

※注意:このページで紹介しているHDD製品はHP ProLiant MicroServer の純正品ではないので、メーカー保証対象外のリスクがあります。管理人の所有機器では問題なく動作しましたが、同様の機種同士の組み合わせでの購入・使用は自己責任でお願いします。

kingston KVR13E9/2

一応サーバー製品なのでHP純正品が良かったのですが、相場が高かった&意外と在庫がなく入荷待ちだったりしたので、ECC対応で安価なこの製品に。
キングストンのページを見るとKVR13E9/2という製品のリプレイス版、とのことなので、HCという表記のないKVR13E9/2でも合いそうです。
※ちなみにECC非対応の製品も装着可能の様子ですが、その場合標準搭載のECC対応メモリとの併用はできないので、非ECC対応のメモリモジュールを組み合わせる必要があります。

ということで取り付けてみました。
作業に際しては、前面カバー裏側に用意されたレンチを使用します。
※作業前に電源ケーブルを抜いておきましょう。

このレンチを使用します。

メモリ増設のため基盤を引き出すことになるので、左右のボルトをレンチで外すことになります。

基盤の左右にあるボルトを外します

ケーブルを外した後でレンチを回そうとすると、ケーブルが邪魔になりそうだったので
先に緩めました。

レンチの短いほうを使って回します。向かって右側も同様に。

向かって左側の手前に、ぶっとい電源ケーブルを留めているフックがあるので、外します。

左側にフックがあります。

手前にあるので指で押すと外れますが、なにぶん筐体がちいさくて手が入りにくいので
力をかけるときは要注意です。

指で押すと外れます

フックを外したら、ケーブルを取り出します。
メッシュのカバーでガードされていますが、傷がつきやすいので要注意。

ケーブルを取り出します。

続けて、向かって右側のボルトも緩めます。

向かって右側のボルト。右奥のケーブルに傷をつけないように。

緩めたのち、電源ケーブルを取り出し、ボードを引き出せるようにします。

電源ケーブルを取り出し

続けてボードを引き出します。
電源ケーブルが邪魔になるので、ボードの上側に持ち上げて引き出しましょう。

ボードを引き出します。

ある程度引き出したところで、ケーブルを外していきます。
まずはマザボ上にあるUSBポートの奥のケーブル(黒くて太い奴w)

コネクタの名前忘れちゃったけど、なんか重要そうなやつw

で、指でつまんで外に出しときます。

邪魔なんで外へ!

続けて、向かって右側の白と黄の電源ケーブルを抜きます。

白と黄の電源ケーブルを抜きます

抜きました!

これでだいぶ出てくるようになりました。

ズルズルと抜き出します。

せっかくなので、ここも抜いておきます。

メモリのスロット部分が顔を出しました。
電源ケーブルを抜いて、マザーボードを完全に引き抜いてもOKですが、ここまで出れば挿し込むことはできるので
このまま作業を進めます。

メモリースロット部分

空きスロットへ今回購入したメモリモジュールを追加します。

追加2Gモジュールを装着

パチンと挿し込んだら、マザーボードを元に戻します。
取り外し時と逆の手順での作業ですが、ケーブルのたるみやネジの緩みなどに要注意。

取り外し時と逆の手順で、元に戻します。

元に戻したら、作業終了。
サーバーをブートして確認します。
BIOSからも確認できますが、キャプチャを取れないので、WHSが起動した後で、プロパティから確認しました。
問題なく4GBとして認識されています。
あとはmemtestなどで問題なければOK!

プロパティからメモリ容量を確認。4GBですね。

いまどきサーバーマシンのスペックからすると少ない感もありますが、VMとか動かすわけでもないので
家庭用のファイルサーバーとしては十分かなと思います。

 

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