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GNU/Linux

MRTG setup

投稿日:2010年10月21日

Last Updated on 2015年6月26日 by かんりにん

[pukiwiki]
&topicpath;

2010/10/21

超絶久しぶりにMRTGを利用するためセッティング。
ひとまずRPMでデフォルトインストールされているやつを利用。

-参照サイト:お世話になっています!
–本家サイト
http://oss.oetiker.ch/mrtg/index.en.html
–MRTG 公式日本語サイト
http://www.mrtg.jp/
–ソースからインストールする場合
http://oss.oetiker.ch/mrtg/pub/?M=D
–MRTG グラフ生成オプション一覧
http://extstrg.asabiya.net/pukiwiki/index.php?MRTG%20%A5%B0%A5%E9%A5%D5%C0%B8%C0%AE%A5%AA%A5%D7%A5%B7%A5%E7%A5%F3%B0%EC%CD%F7

**作業ログ [#wb36e454]

***1)環境設定 [#fe822ae3]

/etc/httpd/conf.d/mrtg.cfg

[設定追加]
社内からのアクセスを許可。
Allow from 192.168.254.0/24

***2)ホスト別コンフィグ追加 [#o5d5bd3d]

以下、ゲートウェイでまだまだ現役利用しているnetscreen5GTを例に。
Trust側(LAN側)のIPは192.168.254.1。
SNMPはコミュニティ、アクセス許可ともに設定済みということで。

-ディレクトリへ移動
# cd /etc/mrtg/
-設定ファイルを作成
# cfgmaker –output=/etc/mrtg/netscreen.cfg netscreen@192.168.254.1
■参考:cfgmakerとオプション
http://www.mrtg.jp/doc/cfgmaker.html

-生成された設定ファイルを編集
# vi netscreen.cfg
16a17,22
> Options[_]: growright ←グラフを右遷移に変更
>
> HtmlDir: /var/www/mrtg ←出力ファイルの指定
> ImageDir: /var/www/mrtg ←出力ファイルの指定
> LogDir: /var/lib/mrtg ←ログファイルの指定
> ThreshDir: /var/lib/mrtg ←バックアップログファイルの指定
※設定ファイルを生成する際にデフォルト環境を定義する場合は
 /usr/bin/cfgmakerを書き直すとよい。
–[設定追記箇所]
“### Global Config Options”~”ECHO”までの行が
生成されるcfgファイルへ出力されるので、この部分にデフォルトとする設定を
記述しておくと、何かと楽チン。
– 最初の起動を手動で。
# env LANG=C /usr/bin/mrtg /etc/mrtg/netscrenn.cfg
→ブラウザから確認して、値を取得開始&グラフ作成を開始していればOK。
-cron登録
# cd /etc/cron.d
# vi mrtg
–[設定内容]
*/5 * * * * root LANG=C LC_ALL=C /usr/bin/mrtg /etc/mrtg/netscreen.cfg –lock-file /var/lock/mrtg/netscreen_l
–confcache-file /var/lib/mrtg/netscreen.ok

**追加オプション [#ve95b042]

***1)日本語表示 [#vc938e61]

MRTG 2.8.10以降では、日本語のHTMLを生成可能。
文字コードはiso-2022-jpとeuc-jpを利用可能
またUTF-8でも利用可能なモジュールが提供されていたので、利用させていただく。

-お世話になっております!
–MRTG 2.8.10以降の日本語化
http://www.kgz.com/~uematsu/mrtg.html
–MRTG-2のUTF-8日本語化

□MRTG-2のUTF-8日本語化

-1-1.MRTG標準の文字コード(iso-2022-jpまたはeuc-jp)への変更
各cfgファイルに以下の設定を追加する
Language: iso-2022-jp ←iso-2022-jpにする場合
Language: euc-jp ←euc-jpにする場合

-1-2.UTF-8への変更
こちらは、ソース版MRTGに含まれる”mergelocale.pl”を使用してファイルを生成する。
RPM版MRTGのファイルでは実行できないため、RPM版で運用中の場合は
ソースアーカイブをダウンロードしてmergelocale.plを使う。
–ソース版MRTGをダウンロード
2011/04/12現在の最新版。
# cd /usr/local/src/
# wget http://oss.oetiker.ch/mrtg/pub/mrtg-2.17.2.tar.gz
# tar zxvf mrtg-2.17.2.tar.gz
— UTF-8用
# cd mrtg-2.17.2/translate/
# wget ftp://www.fwnet.jp/package/utf8jp.pmd
# ./mergelocale.pl skeleton.pm0 utf8jp.pmd
–[ファイルを置き換え]
# cd /usr/lib/mrtg2/
# cp -p locales_mrtg.pm locales_mrtg.pm.org
# cp -p /usr/local/src/mrtg-2.17.2/translate/utf8jp.pmd locales_mrtg.pm
cp: `locales_mrtg.pm’ を上書きしてもよろしいですか(yes/no)? yes
→以上で置換終了。

***2)html用インデックスページの作成 [#k3126847]

-[使用例]
# indexmaker [設定ファイル] > [出力先htmlファイル]
# indexmaker /etc/mrtg/mrtg.cfg > /var/www/mrtg/idnex.html
cfgファイルが大量に存在する場合は”*.cfg”でまとめて指定可能。
# indexmaker /etc/mrtg/*.cfg > /var/www/mrtg/index.html

***3)Max Bytesの上限値変更 [#t7ac142c]

MRTGはデフォルトではMax Bytesが12.5MB(100Mbps)となっており
この上限を超えたトラフィックは切り捨てられてしまうため、
MaxBytesでの設定値を超過するトラフィックもグラフへ反映させる場合は
各設定ファイルに”AbsMax”を追加し、MaxBytes以上の値を指定することで反映可能になる。

-[MTRGのconfig例]
Target[ROUTER]: 30032:public@ROUTER
MaxBytes[ROUTER]: 4000
AbsMax[ROUTER]: 8000 ←ここを追加。ひとまずMaxBytesの倍の値にする。
参考:お世話になっております!
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Queue/queue-and-mrtg.html

*comment [#z84c8090]
#comment
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